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2007.12.24

「転々」

一日2本、最近はなかったのですけど。
「転々」は、金貸しの取り立て屋@三浦友和が妻を殺し、警視庁に自首するまで、東京を歩く、その歩きには、金貸しからカネを借りている大学生@オダギリ・ジョーがつきあう。

原作とはサイドストーリーがちがいますが、映画の方もよかったです。映画では、妻の勤務先の岩松了、ふせえり、松重豊トリオ、駐車違反を取り締まる麻生さんの小ネタがはいってます。原作の大学生の純愛はカットされてます。

家族だと、閉じこもりー家族を虐待ってのがおこるんですけど、これ、もし、他人同士だと思ってすんでると、おこりようがないんでは。生まれてから、ずっと、家族がなくって他人ばっかりって世界も怖いですけど。

家族の紐帯が必要なんでしょうけど、リアル家族である必要はないんではないか。
男二人が、東京の思いでの場所をあるいた末に、たどり着くところでおこる疑似家族ごっこ、と、男と妻のさびしさごっこ=最終バスに乗り、妻がさきにおりる=これが、おもしろかった。

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コメント

疑似家族、これおもしろいです。日本人の「家族信仰」を覆せるといいのですけど。(^^;)
親族間のトラブルって、とても多いし、刑事事件は、家族の中で起こることが多いとか。なんなんでしょうねぇ、家族って。映画の雰囲気は、しごくまったりしていて良かったと思います。岩松了、ふせえり、お二人が登場するだけで、喜んでしまいます。

投稿: あかん隊 | 2007.12.25 14:05

こんにちは♪
京都シネマではまだ公開中ですか?

血が繋がっていても心の通わない家族もたくさんいるのですから、こういう擬似家族もアリだと思いました。
『紀子の食卓』にも擬似家族って出てくるのですが、案外上手く行くんですよね。
イヤになったら放り出せる関係だから、刹那的に楽しんじゃおうという気持ちがあるからかしら?

投稿: ミチ | 2007.12.26 12:02

□あかん隊さん、こんばんは。
家族ごっこですよね。これって、実際の家族より平和な気がします。「殺したい!」って思うのは、家族関係が切れないからで、いつでも、他人になれるってのがあると、殺されずにすみますもんね。

投稿: 悠 | 2007.12.26 19:04

□ミチさん、こんばんは。
>擬似家族って出てくるのですが、案外上手く行く
ですよね。
夫婦は他人どうしなんですけど、どっか、親子のような親密さを求めるのでだめなんでしょうね。どちらかが駆け込み寺へ、はいれば、夫婦も終わりってな制度だと、案外夫婦もうまくいくかもしれないですね(^^;)

投稿: 悠 | 2007.12.26 19:07

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映画館にて「転々」 藤田宜永の同名小説を三木聡監督が映画化。 おはなし:幼いころに両親に捨てられた孤独な大学8年生の竹村文哉(オダギリジョー)はいつの間にか84万円の借金をこしらえていた。返済期限まであと3日。ところが、その期限の前日、借金取りの福原(三浦友和)がやってきて吉祥寺から霞が関までの散歩に付き合えばその報酬として100万年をやると提案される。 妻を殺した借金取りと借金まみれの大学8年生。妻を殺したり理由や、妻が死んでいることの真偽、借金が84万円もある理由などは一切語られないまま... [続きを読む]

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 70年代ロックベスト10はまだまだやっています。ご協力お願いします。  さてこ [続きを読む]

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