「ノートに眠った願いごと」
は、韓国で起こったデパート崩壊事件の犠牲者、その婚約者、犠牲者とともに助けをまっていた女性と軸に物語がすすんでゆく。
9・11は映画になっているけど、韓国のデパート崩壊事件も映画になってるんだ。
邦画で「地下鉄サリン事件」なんかを題材にした映画ってあったっけ??
巻き込まれて死ぬ人がいる、悲惨な事件って意味では共通してるんだけど。
こういうところが、邦画の弱いところかな???
この映画で感心したのは、犠牲者が、海辺をあるいていたり、樹々の道をあるいているところと、犠牲者の婚約者が、同時に違和感なくうつって映画が進んでゆくところ。
普通、回想シーンってな感じになるんだけど。
これって、能=ワキがいる、そこに、すでに亡くなっているシテが、リアルで洗われる、っていう複式夢幻能っていう物語がおおい=の時間軸の使い方に似ている。
それと、最近見た、日本の演劇で、物語が、時系列に進むんではなく、今=過去=未来が渾然とすすんでゆくのに似ている。
邦画じゃ、こういう感じにしあがらないよね、っていう、いい映画でした。
| 固定リンク
コメント
メリークリスマス!です♪
地下鉄サリン事件を題材にするのは難しそうですよねー。
今やってる子犬映画は新潟地震だけど、自然災害は加害者がいない分、つくりやすいですよね。
まあ、あの映画は違反ワザだろって感じでスルーの予感大ですけど。
カンナさんは見たいんですけど、京都か近江八幡って・・・。
大津でやってくれよ、って感じです(泣)
投稿: RIN | 2007.12.25 22:15
□RINさん、こんばんは。
近場でみたいですよね、映画。ほんと、なんとかしてほしい。って、シネコンも自由に上映映画をきめられるわけでもないんですよね。
投稿: 悠 | 2007.12.26 19:13
突然で申しわけありません。現在2007年の映画ベストテンを選ぶ企画「日本インターネット映画大賞」を開催中です。投票にご参加いただくようよろしくお願いいたします。なお、日本インターネット映画大賞のURLはhttp://www.movieawards.jp/です。
投稿: 日本インターネット映画大賞 | 2007.12.29 02:16