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2008.01.20

闘う演劇人@菅孝行

副題〜戦後演劇の思想(而立書房)
取り上げられているのは、千田是也、浅利慶太、鈴木忠志の3人、共通点は、劇場を持った演劇人ってとこかな。

まー百貨店を、メインカルチュア(新劇、純文学等)とすると、スーパーが、サブカルチュア(アングラ、四季、まんが等)。60年代までは、百貨店の方がスーパーより立派だった。80年代になると、スーパー、百貨店は、単なる品揃えの差だけになった。そのうち、スーパーにも権威がでてきた、ちゅう話ですね。あ、これ、おいらの勝手なまとめです(^^;)

しかし、戦後60年代までの、文化に対する某政党の干渉ってのは、すごいものがありますな。俳優座養成所(桐朋短期大学演劇部に継承)は、俳優座のなかの某政党の大衆路線=大衆にわかりやすくいかなあかん=ってのが、こんなカネのかかるものをもっちゃいかんってのが勢力をもって、なくなったんだって。

劇団四季の売り上げ高は、256億円!。宝塚、東宝、松竹、これが4強ですね。

俳優養成所をもってて、俳優が、アルバイトしなくてすむのは、宝塚と四季だけだよね。この意味を、滅び行く新劇(失礼)は、かんがえなあかんのとちがうか。

千田とブレヒト、メイエルホリドの関係,ブレヒトの関係(千田は、戦前、ドイツへ留学している)。
四季は、フランス演劇、アヌイ、ジロドゥ。
鈴木さんは、ロシアとかで芝居してるし、みんな、海外を意識してるんだ。今、海外を意識してる若手ってうと、坂手さん、平田さん、鴻上さんらの世代かな。

戦後の演劇史が、わかって面白かった。というより、戦後の歩みがわかって、面白かった。でも、新劇ってあなどれないんだよね。この間みた「肝っ玉お母ぁとその子供たち」の舞台のワキは、文学座とかの人でしたもんね。こういう渋い芝居する人がいないと舞台なりたたないんだよね。

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