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2008.01.06

「国性爺合戦」

国立文楽劇場まで行ってきました。地下鉄おりて、歩いていると、もつ鍋のお店、ホルモンのお店とかが道路沿いにありました。新年パーティの後だから、寄りませんでしたけど。

清の支配に最後まで抵抗した大貿易商人鄭芝龍、彼が日本に亡命する、日本人女性との間に生まれたのが、鄭成功ーー父親が死んだ後も、海上に逃れて台湾に入り、そこを拠点に闘う。しかし、その戦いの最中に死んでしまう。この史実に題材をとった近松作の物語。

主人公の鄭成功、物語では、和藤内という名(和でもない、唐でもない(内)としゃれてるんです)。

これの「紅流し」って段があるんですけど、ーー腹違いの姉に、姉が嫁入りした武将に、一緒に清と闘おうとせまらせる、うまくいったら、姉は、城内から黄河に注ぐ河に、白粉を、うまくいかなかったら紅粉を流すーー実は、その紅粉は?)ってのがあるんですけど。
え、え、えっ、これって「椿三十郎」@映画の、隣邸から流れてくる、白椿、紅椿を合図にするってのといっしょじゃん(笑)。映画のあの場面、パクリだったんだ(笑)。

中国の虎退治に、伊勢人神宮のお守りをつかったり==ぬいぐるみに人が入った虎、客にうけてました。

母が、姉が亡くなってゆく、その理屈が、なんとも、理不尽で(突っ込みところあり)。

でも、ちょっと、威勢のいい、あんちゃん風の和唐内。これって、黒沢、岡本喜八の映画につながる日本人のDNAだよ、きっと、と感じて帰ってきました。

ps 最近うつ気味だったのですが、なんだろう、このおうおうとして楽しまない気分は、ってのが、パーティで出会った知人と話してたり、文楽見たら、すこし、楽になった。うーん、結局は、外にでろ、ということか(笑)。

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コメント

あけおめ、ことよろっと。
文楽見てきたんだ。
あの義太夫というのにやられてきたんだ。
理不尽だって解っていてもぐぐってきてしまう。
義太夫に煽られてるって解っていてもね。
昔三益愛子という女優さんが主演で母物ってシリーズで
映画がありましたが(相当昔です、悠さんは若いから知らないよね)あれとおんなじ。

大概外に出てるって気がしてるんだけどなあ。

投稿: かと | 2008.01.06 06:43

□かとさん、おめでとうございます。
三益愛子さん、しってますよ。「がしんたれ」とか、中山千夏さんとかと一緒にでてはりませんでした?
そうか、かとさん、大概外にでてるから、体もこころも健康なんだ(^^)

投稿: 悠 | 2008.01.06 22:03

>悠さま
さすが大近松の代表作。義理と人情の貫き様がスケールアップですね。人形も豪華ですし…。
大入りが続くといいですね。

投稿: とみ(風知草) | 2008.01.06 22:10

□とみさん、こんばんは。
中国の虎退治ーーしかも、伊勢神宮のお札でとか。
中国を舞台にしてるってだけでも、すごいですよね。長州ファイブって、幕末の長州藩から、イギリスに留学する井上馨とかを主人公にする映画がありましたけど、こういうのをつくってほしいですね。
人形、女性陣はきれいでしたよね(^^)

投稿: 悠 | 2008.01.06 22:55

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます!
今年もヨロシクお願いします!

この話、(もちろんタイトルは違うんですが・・・)
中華圏でも有名で(台湾の英雄的な感じで・・・)
映画化とか、ドラマ化とかされてるみたいなんですが
キャストがイマイチなのか、日本では公開もDVD発売も
されてません・・・。
まあ、伊勢神宮のお札は出てこないと思うんで、
日本版と比較すると面白いかもしれません。

投稿: RIN | 2008.01.07 19:59

□RINさん、こんばんは。
あけましておめでとうございます。今年もよろしく。
へぇ、そうですか。やっぱり、アジアで同じことがおこるんですね。伊勢神宮のお札で虎退治、中国でなくっても、しんじられませんって(笑)

投稿: 悠 | 2008.01.07 22:01

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ようやく食中毒も完治である。美味しいものを食べられなくなる生活というものが、こんなにも悲惨だったのかということを気づかせてくれた出来事であった。療養中は友人からお見舞いの連絡も貰ったが、「普段から過激な物言いをしているから、毒でも盛られたのかと思った」とのコメントには笑ってしまった。とりあえず、病の前後のことを書きとめておこう。... [続きを読む]

受信: 2008.01.24 21:51

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