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2008.02.20

読書日記2008ー2ー20

古本屋で求めてきた「芝居ー見る・作る」飯沢匤、平凡社。「古典芸能うけうり指南」小山観翁、三省堂選書。
小山さんの本には、日本が中国から倭国と呼ばれたのは、この島国から中国に行くと、「wo-wa」(魚,wuo)を食べたいと要求する、中国人は、また「wo」がきたぞ、と認識する、そのうち、連中を「倭」と言い出す。てな、愉快な話も載ってます。

小山さんは、歌舞伎のイヤホンガイド導入に協力した方です。能楽もイヤホンガイドを導入すればいいのに。

飯沢さんは、能楽・狂言・歌舞伎の序列が、まだ、江戸時代をひきずっていることにいかっっている。能楽の権威主義はどうだ。狂言界でも、能楽の権威にあこがれ、自分らを「狂言師」だと呼ばずに「能楽師・狂言方」と呼べなんて流派もいるくらいだ。

能楽・狂言は、武士によってたしなまれた、歌舞伎は、町民のがみていた。昭和の時代に狂言師が、歌舞伎俳優と一緒に舞台にたってるのとがめられたなんて話もある。

歌舞伎は、もともと、食事をしながら、見ていたもんだ、それを、観劇中は食事をするな、ずっと前の舞台をみてろ、なんて、時代になった。工夫があるべきではないか。

能楽も、昔は、いまより、もっと一曲の時間はみじかかった、たぶん、武士が演じやすいようにゆっくりしたのであろう、膝をついて、たって、後ろ向きさらに膝をつくという型(合膝、がっし)。昔は、膝ついて、飛び上がって後ろ向きに膝をついて静止、ってものだったのだろう、これが殿様でも演じられるように、ゆっくりにしたんだろう。

こういうことを見直しもせず、観客に無理をしいている。能楽なんて、一般人は、どこで、チケットかうんだい、ってな調子だ。

「笑」を軽視してきた、日本、これに対する飯沢さんの怒りに共感し、能の権威主義に怒る、飯沢さんに共感。っても、能は滅びかけてるからな〜というより、ほろびている??

うえは本の感想ではなく、本を読んでのおいらの意見です。

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