« アメリカン・ギャングスター | トップページ | 血液循環の話 »

2008.02.09

『京鹿子娘二人道成寺』

玉三郎+菊之助が二人「花子」となって舞う。
ところどころ相舞(二人が同じ型で舞う)もあって、これって力量の差がでるんで、つらいんですよね(^^;).

能「道成寺」を歌舞伎にうつした演目。
能なら、これを演じて一人前ってな曲なんですよ。
能なら、みどころは、乱拍子、太鼓が打つのにあわせ、足先があがるってなとこと、と、舞台につってある鐘が落ちるのと同時に、飛び上がる、鐘入りの瞬間。

歌舞伎は、乱拍子はあっさり、鐘入りも、飛び上がりはなしで。
客席に、手ぬぐいをまいたり、台詞で「音羽屋ではないけぇー」ってなサービスもあったり、「聞いたか」坊主の出演もあり、そこは、歌舞伎でした。

気がついたのが、玉三郎と、菊之助の踊りで、玉三郎と菊之助、同じ方で、例えば、首を右に回すってな仕草で、玉三郎の方がゆっくりにみえる(でも、まわし始めて、終わるまでの時間は同じ)。これは、なぜなんだろう。このせいで、玉三郎の仕草は、より女性らしくみえる。これが不思議だった。なんか、スローモーションみたいにみえたんだ。

あとは、「鏡獅子」(市川海老蔵)。能の石鏡、間に狂言の「宗論」がはいるんだけど、たぶん、福地桜痴が、狂言をならって、歌舞伎の人に教えたってやつだと思うんだけど(昔は、狂言を、歌舞伎の人に教えるなんてのは禁じられていた)。この宗論だけは、狂言の方がおもしろい。狂言「花子」を能にうつしたのは、歌舞伎の方がおもしろいけど(「花子」格式高くなりすぎて)。

|

« アメリカン・ギャングスター | トップページ | 血液循環の話 »

コメント

>悠さま
難しいこと分からないし,歌舞伎も回数見てませんので,鑑賞する目を持たないワタクシでもなんかすごいものを見せてもろうていることだけは分かりました。

投稿: とみ(風知草) | 2008.02.29 18:03

□とみさん、こんばんは。
ないを、おっしゃるウサギさん♪
いつも、歌舞伎は、とみさんとこを参照さしてもらってます♪
踊りよかったですね。チケットとりにくいだろうと、玉三郎さんのは、敬遠してたんですけど,行ってよかったです。

投稿: 悠 | 2008.02.29 22:25

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/140581/40061319

この記事へのトラックバック一覧です: 『京鹿子娘二人道成寺』:

» 京鹿子娘二人道成寺再見・二つの結末を持つミステリー [風知草]
ベストセラーミステリーがドラマ化されたとき,ノベルと全く異なった結末が用意されて [続きを読む]

受信: 2008.02.27 12:34

« アメリカン・ギャングスター | トップページ | 血液循環の話 »