大いなる陰謀@映画
イラクは解決の見通しがあるのかい?ってな状況だし。こんな映画がつくられるんだろうな、きっと。ホワイトハウスに近い政治家と、ジャーナリスト。大学教授と教え子、イラク戦争に志願した学生vs参加しない学生。
日本って伝統があるんで、こういう野望をいだく政治家を主人公にしたドラマ、それと、時局にからんだドラマ、つくれないよね、って気がする。おもしろかった。
無関心故に、政治家の指導にしたがってくれる国民は、楽だろうけど、他方、政治家のたてた旗にしたがわない、無関心な、国民ってのはやっかいなときがあるんだろうな。笛吹けども踊らずってな状態。
映画のなかで、幸福そうじゃない。独占インタビューに成功したけど、これを書けないジャーナリスト、優秀な教え子を、自らは反対する戦争に志願された教授、愛国心故、戦争に志願し、敵を殺し、みづからも殺される学生。
政治家も、解決のめどのたたない、状況で、国民を鼓舞しても、鼓舞できない状況。
だれも、しあわせそうではない。
戦争に反対するジャーナリスト、教授の服装がなんとなく、ださそうだったし、かっこよくは描かれていない(笑)
ベトナム戦争の再来ってな、感じなのかな〜。
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コメント
悠さん、こんにちは♪
日本もそうなのでしょうが、アメリカも末期的症状というか無関心無気力が蔓延っているのが分かってしまいましたね。
レッドフォード自ら監督しただけではなく、教授役で大いにメッセージ発信していますが吉と出たか凶と出たか・・・。
こちらまで「幸福そうじゃない」気持ちで映画館を後にしました。
投稿: ミチ | 2008.04.21 09:17
□ミチさん、こんばんは。
イラク戦争派が、立派でもなく、反対派もいさましくもなく、なんか、うまく、今の気分をあらわしてるよね、って、「幸せ」でない、感じでみてました(笑)。これが、どちらも、勇ましくならないってとこに、この映画いいよね、って感じでした(^^)
投稿: 悠 | 2008.04.21 22:33