能楽師が文楽のかたり・三味線で舞う
野村四郎さん、野村万作(野村萬斎の父)の弟@能楽師と、文楽豊竹咲太夫のかたりのコラボレーション。初めて、京都造形大学@春秋座の舞台を拝見しました。
能界からは、笛 杉市和、小鼓 大倉源次郎、大鼓 亀井宏忠
文楽からは三味線 鵜沢燕三、鵜沢清馗
能@隅田川、能@隅田川をもとにした奥浄瑠璃「白川合戦」。
能舞台の地謡の位置で、咲太夫が、義太夫をかたる。まるで地謡のよう。
地謡=能のバックコーラス。
地謡のかたりより、文楽のかたりの方がすごいのじゃない?
なくなった子の塚にある柳で、うづくまるシテ@野村四郎
咲太夫のかたり、ほんと、からだの酸がひいてゆくような感動を味わいました。
ただ、文楽の方でのその後の息子を失った母の運命は、能ではありませんが、文楽ではこれを描いてました。これはなかった方がいいんではないですかね。
文楽の声って、やっぱり、よく通って(劇場1500人位だったら大丈夫ですね)能の謡(これってやっぱり能楽堂@観客300〜500)の声なんですよね。
詞章のうったえ、もちろん、現代の観客あいてですけど、やっぱり、文楽の方がちからつよいって感じてました。
着物姿で、謡本お持ちのご婦人方もおいでになってましたが、感想をお聞きしたいです。
おいら、この前「小唄の会」で、高砂を習って、舞台でみんなと一緒にウタッタですが、これが、小唄の方がいいって、感じでした、なんだろうこれは?
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