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2008.07.20

ローゼ・ベルント

村長と、村の若い娘ローゼが不倫している。ローゼは、教会の出版業に携わる男と婚約している。不倫現場をみたごろつきが、ローゼを脅して迫る。、、、、というのが原作らしい。
これを現代の食肉工場の社長、工場で働くローゼ、ごろつきは、挽き肉機を発明した金持ち、教会の出版業に携わる男は、肉を売る宗教団体をおこす男に置き換えられている。

2列目センターで観劇(1列目はあけてあった)。

で、食肉偽装の話とか、中国産の食をめぐる話とかがでてくる。ほんと、ドイツの話でなく日本でおこる話になっている。
登場人物の名前だけ「ローゼ」とか「フラム」とか呼び合っているけど、まーハンドルネームみたいなもんだと思えばいい。

ローゼ@占部房子におこる悲劇は、現代なら、悲劇ではないよな。まず、脅しがなりたたないよね、って気がする。そこは、それ、占部さんの演技で、やっぱり脅かされるよね、と納得してみてました。
原作の時代(いつだろう、日本でいえば大正時代?)だったら、宗教が許さないので、最後は、あーなるよね、、、。

食肉工場での偽装をめぐる話がおもしろかった。坂手さん、こういう時事ネタを扱うとうまい。

坂手さんつながりで、平田オリザさんのことを少し(ま、同じ年代の作家だし)。

この間、独立美術展@京都へいった。草のはえている地面が書かれた絵をみていて、あれ、草の色が同じ色じゃないや、なんで?と近寄ってみたりしてた。で、別の絵を観てて振り返ったら、大木の影が、草の上に落ちている絵だとわかった。(大木はかかれてないんだけど)。と、急に、木陰にいる気がしてきた。

ついでに、平田オリザの作品の作り方って、これと同じで、舞台には、大木はあらわれないけど人々の上に影がおちてるんだと。

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