そして私は一人になった@山本文緒
角川文庫、2008,2,25
一人暮らしをはじめた小説家の日記、1996年1月から12月まで。その後、直木賞を受賞して鬱を患い小説がかけなくなった経緯は「再婚生活」にくわしい。
定年退職して、家族がなければ、こういう生活がまっているはずだな〜。
作者の場合、小説家であるので、仕事と編集者をつうじて社会への窓があいているけど、これをのけると、おじさんの定年退職後の生活とそうかわらないのでは、と思う。うーーん。
3月は、春のインドア生活、読書編とサブタイトルがついている。5月は、痩せようとするとなぜ太るのか、というサブタイトルがついているとおり、ジムかよいの生活がかかれている。
今日は好きなことをしようと思い立つのが一人で映画をみる!午前中仕事をして、午後はコンサートという日もある。11月には飲酒量がふえている。
我が身に引き換えて、こういう生活==しかも、仕事抜き、友達抜き==の「おひとり様の暮らし」がやってくるんだ、おいらの場合。もういちど、うーーーーん。
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