五右衛門vs道元
「五右衛門ロック」劇団新感線、「道元の冒険」作井上やすし、演出蜷川幸雄。
「五右衛門ロック」筋が読めずに、え、どうなるんだろう、と,どき、どき。それに、エレキの音が、、、おお、江戸歌舞伎が、そのころ日本につたわり、はやった三味線をとりいれてたように、現代版歌舞伎ではないか、おお、と面白かった。
「道元の冒険」”月の砂漠”って歌と、これにあわせたパントマイムというか踊り,これ抱腹絶倒。「兄おとうと」で、”麗しき天津”(?)の歌で、ウヨク青年@小嶋尚樹さんのパントマイム、踊り?と同じように。なぜ、これがこんなにも面白いのだろう。
冒頭円陣を組んで、鐘を作り、口で「もーん、もん、もん、もん」これって、狂言「鐘の音」のパクリじゃ(笑)。
「道元の冒険」こういう喜劇を大劇場の2階でみるのはつらい。
秀吉暗殺場面はあるし、釜茹でのシーンはあるし、信長の伊賀攻めは語られているし,ですけど、どちらかというと五右衛門は狂言回しですね。
北小路欣也さんのクガイが支配する南方のタタラ島の「月生石」をめぐって、イスパニア商人がからんでの争いが主でした。松雪泰子さん、新感線にでてるときは、色っぽい役ですね、いつも。北小路さんのクガイが、かっこいいのと、あ、ソロで歌う場面もありました。それと、殺陣。
「道元の冒険」道元の夢を見る宗教家が、「ロボトミー手術」をされかかったり、電気ショック療法を受けさされたり、というと「カッコーの巣の上で」の時代じゃない(1970年代なかごろかな?)。現代の今の話とするには、ここだけは、変えてほしかったです。でも小劇場とか、テアトル・エコーとかの舞台でみたいっす(^^;)。
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コメント
劇団新感線!
羨ましいです!!
松雪さんと言えば、吉原御免状ですね~
投稿: maki | 2008.08.10 00:21
□makiさん、おはよう。
松雪さん、この前は、なんとか太夫さんでしたよね(^^;)今回はコメディエンヌのはいった役をこなさえてました。
投稿: 悠 | 2008.08.10 06:40
>悠さま
道元は初日行きましたが,五右衛門は楽です。
道元は,ワタクシ的には,「ここで笑うのってどうよ」的な気恥ずかしさありました。
五右衛門は,思いっきり笑いたいです。
投稿: とみ(風知草) | 2008.08.11 01:10
□とみさん、こんばんは。
エンターティメント的には、五右衛門ですね。
道元、もうすこし小さい小屋でみたいです。
2階席だったもんで(^^;)
喜劇は間が勝負、舞台と、2階席まで距離が辛いです。
(蜷川さんに、喜劇はにあわない、と、ボソ、ボソ、、、、)
投稿: 悠 | 2008.08.11 22:06