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2008.09.28

読書日記08ー9ー28

「カディスの赤い星」逢坂剛、講談社文庫、2007-2-15
全日本諸費者同盟会長槙村、元フラメンコのダンサー、不思議な縁で、息子一人とは生き別れ、もう一人とは死に別れ。
広告代理店のやり手社員、那智理沙代、スペイン女性フローラ。
サントスと呼ばれたギター奏者、相棒のアントニオ。
それぞれが、取り返しのつかない過去をもって、今を生きている。
ハードボイルドって、きっと「取り返しのつかない過去」に対するセンチメンタリズムだと思う。

「シーセッド・ヒーセッド」柴田よしき、講談社文庫、2008ー7ー15
無認可保育園の園長、赤字解消のためにときどきやる探偵業。
ホードボイルドの魅力は断定形の文体、たとえば、「そう信じる以外の選択肢を俺は知らない」ってな感じの文体。
それと、途中から助手で登場する、40代、150センチ、80kgのえっちゃん。
近所のおばさんから情報収集しても、尾行しててもあやしまれない。ひそかに小説を書いている。
「探偵ボギーの時代はさった」ってあって、笑った。

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コメント

「カディスの赤い星」長編だったけど好きな本のひとつです。

>ハードボイルドって、きっと「取り返しのつかない過去」に対するセンチメンタリズムだと思う。

そうかもですね。思い切り引きずって生きてはりますよね。

柴田よしきさんも数冊読みましたがちと体質に合わず最近はパスしてるのですが、「彼女は言った、彼は言った」はおもしろそうですね。

投稿: なっぺ | 2008.09.28 21:55

□なっぺさん、こんにちは。
柴田よしきさんの本読まれてたんですね。私は、たまたま、本屋さんでみつけて、これ一冊しか読んでないんです。おもしろかったです。

投稿: 悠 | 2008.09.29 14:15

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