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2008.10.25

読書日記08-10-25

「すばる」12月号堀田善衛「上海日記」を読む。8月15日「敗戦」前後の上海の様子が記されている。
変転期を生きた鴨長明、ナポレオン戦争の引きずられたゴヤ、「紅旗征戎わがことにあらず」(戦のことなど、しったことか)という藤原定家のことを作家が書くようになった原点なんでしょうね。
「国境の南、太陽の西」村上春樹 講談社文庫、1995-10-15
8節 主人公と12歳のころ仲良くしていた足の悪かった少女とが、37歳のとき再開するんですが、ここを読んでいたら、なんとも、いえず、もう、動けなくなって、最後まで読み通しました。喫茶店さん、迷惑してたらごめんなさいです。
切なさの度合いが「海に降る雪」畑山博に似てると思って読み進めたら、主人公が「海に降る雨」を思うところで終わってました、おいらにとっては、不思議なシンクロニティ。

本を時間順に、さかさに読んでゆくことの効用(?)
アフターダークの感想でお笑いしたところの感想を書いておきました。
「おお、カントや」etcですけど。
それが、「国境の南、太陽の西」では、
「記憶の連鎖が、僕らの意識のなかでずっとどこまでも続いて、、、、それらの連鎖を維持することによって、僕という存在が成り立っている」ってな、まだ、固い文書で言われていることだな、は、はーんってな具合に。

堀田さんの本は、スタジオジブリ関係からもでてまして、ジブリが「長明と定家」ってな映画をつくるみたいです(雑誌「すばる」に書いてました)。

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