詩人の恋@演劇
加藤健一(老教授)vs畠中洋(若きピアニスト)
天才ピアニストが挫折し、リハビリにやってくる。教授は、ピアニストにピアノではなく、歌を教える。この教え方がユニークなんだ、こんな風に教えてほしい。
聞いていると、歌って、人生って、なんと豊かなんだ、と思う。この豊かさが、セックスの喜びの豊かさにたとえられたりする。うーん、やっぱり肉食人種(笑)
1985年のころ(?)の話で、ナチスのダッハウ(強制収容所)のことが語られたりする。
「そう、歌ので出だしは暗い、間がある、この間は、ピアノが、歌を受け止めている間だ、ピアノは、明るくしようと弾く、間がくる、歌がこれを受け止めている、すこし、歌はかるくな歌いだされる 間がくる ピアノはこれ以上あかるく弾けない、間がくる 歌は自分自身で希望を見つけるように明るくなる、、、」ってな教え方です。
「偉大な音楽家は、抑圧された民族の中からでる、イギリスには偉大な音楽家はいない、日本もいない、韓国にはいるかもしれない、、、、」
こんなお話が、
教授「菓子パン、たべるか」
青年「いただきます」
老人手をだして「20シリング」(おくれ)
ってな、笑えるシーンと交互に。
いい、お芝居でした。
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