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2008.12.15

幻影の書@ポール・オースター

訳柴田元幸、2008、10、30、新潮社 
電車で旅をするときは、小説をよもう(笑)
昨日が、夫婦岩近く、今日は、ホテル大阪ベイタワーで会議。この小説をもって移動してました。
読み終わって、この間、小林信彦さんが「週間文春」に「この間面白い翻訳書を読んだ。これについてはまた書く」と書いてたのが、この小説にちがいないと確信しました。
だって、こんな面白い翻訳書って最近出版されたもので、これ以外ないって感じですもん(って、これしか読んでないのですけど^^:)。

飛行機事故で、妻、子をなくしたディヴィッド@大学教授が、1928年ころ@サイレント映画で活躍したヘクター@喜劇俳優の映画をみて、1998年ころ、彼の作品評を書く。ヘクターは映画で活躍したのは2年に満たない、その後失踪した。デビッドに、「ヘクターが会いたがっている」という謎の手紙が届く。

それからつぎは、どうなるの?つぎは?と物語が進んで行く。

ディヴィッドはなぜヘクターに引かれたか?
ヘクターに会えるのか?
ヘクターの失踪後の人生はわかるのか?

いやぁー面白かったです。
シャトーブリアン@死後出版される予定の伝記を書いている、の訳書が引用されたりする。

誰にも見せない、自分のためだけの映画、死後焼かれる運命にある映画。シャトーブリアンの伝記も死後50年後に公表される予定の書であった(金がなくなったため、死後すぐ出版することとし、出版された後の利益を担保に出資をあつめ、生活費とした)。

なにとも、すごい、小説でした。

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コメント

読もうと楽しみにしてる本です!
早く読みたくなりました。
ポール・オースター好きなんです。
転勤する人に、プレゼントに贈った事もあるくらい(笑)

投稿: maki | 2008.12.16 21:38

□makiさん、こんばんは。
以前から、オースターのファンなんですね。私は、これが初めてなのですよ。
おすすめがあったら教えて下さいね。

投稿: 悠 | 2008.12.17 00:51

お薦めですか~
家にある本を見直してみました
「最後の物たちの国で」は人に贈った本です。
機会が有れば読んでみてくださいhappy01

投稿: maki | 2008.12.17 21:44

□makiさん、こんばんは。
「最後の物たちの国で」ですね。
おすすめありがとうございます。

投稿: 悠 | 2008.12.17 23:41

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