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2008.12.08

悲劇喜劇新年号

「かもめ」のつぎの台詞
トリゴーリン「おれには自分の意思がない、、、、こんな性格で女にすかれるものだろうか? さあおれを捕まえてここからだしてくれ。、、、、」
アルカジーナ「これで彼は私のもの。でもここに残りたかったら、残ってもいいのよ」
この下線の台詞は、役者が観客にむけて話す台詞だ、という(沼野充義)

なるほど、それだったら、客は笑うよね。これってボードビル的、漫才的台詞。
(井上ひさしさんの、「ロマンス」で、子ども時代のチェホフがボードビルに凝っていたことが描かれていた)。
チェホフの「煙草の害」では、客に向かって講義する中に、袖の妻にぼそっと言う台詞があった。

そうか、チェホフ劇は、やっぱり喜劇なんだ。

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