戦争と市民@坂手洋二
坂手さんのお芝居、「だるまさんがころんだ」は面白かった。そのときご出演の佐古真弓さんも出演でした。「上演されなかった『三姉妹』」も面白かった。「ローザベルント」ははずれ。「ワールド・トレード・センター」は、面白かった。そのときの出演俳優さん、樋尾麻衣子さんが、坂手さんの本を売ってらしたので、あの芝居よかったですね、と立ち話。で、樋尾さんも、このお芝居ご出演でした。
坂手さん、はずれと面白いのとあるからな〜。今回は,中間。
渡辺美佐子さん、主演。俳優座、文学座、青年劇場からも客演。
空(そら)の定義の作者青木豪さんの劇団グリングからお酒が差し入れられてました。
捕鯨で生活する鯨丸村。捕鯨が是か否かの論議。
鯨丸村の沖に、北の国から、ミサイルが打ち込まれる。このミサイルをめぐる論争。
鯨が水銀に汚染されているのを知る。
人間が最終捕食者(最後に物を食う、他のものに食われない)であるのと同じく、鯨は「海の最終捕食者」であることを知る。鯨を養殖したらってな議論は笑わされましたけど。
坂手さんのお芝居、こういう、インテリゲンチャー向けの論議がはじまるけど、うまくいくときと、そうじゃないときがある。鯨はうまくいってるけど、北の国の話は、はずれてます。
戦争の悲惨さをつげ、今も、戦争状態にあるではないか。ってのが坂手さんの認識だと思うのだけど。ちょっと、無理っぽいかな。
演劇鑑賞会が、後援になってる公演もありました。客席は、男性客が多かった。(主婦はこの日にはでられないからかもしれない)。
「インド人がつくるカレー」がキャッチフレーズのカレー屋さんに入ったけど、やっぱり、日本人がやってるカレーがおいしい(^^)
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