解ってたまるか!@四季
むかし、日本では、サヨク思想、ソビエト、中国のように共産化すれば、国民がしあわせになれる。資本主義はいずれ破綻する。って信じられていた時代がありました。大学教授が文化人で、この人たちの言うところにしたがっていれば、幸せになれるって、信じられていた時代がありました。
この芝居は、そんな時代が終る頃、日本保守主義を代表する福田恒存によって書かれたものです。
喜劇はむつかしい、台本、台詞はおもしろいのに、笑えるのに、舞台をみていて笑えない(;;)演出は浅利さん。戯曲?演出?母音発声法?アンサンブル??のせい???
金嬉老事件(1968年に起こった事件なんですけど、みんなしりませんよね?リンク貼っときました)を題材にしてます。
学者、人権派弁護士、映画監督、劇作家という文化人が、ライフルをもっている村木の閉じ込もるホテルにきて自殺しないように説得する場面の台詞は、笑えるんだんけどな。
「飲酒運転は、殺人事件に匹敵する」との新聞記事に誘発されて、酔っぱらい運転手を2人殺した村木。ホテルの泊まり客を人質に、正当行為をみとめ、自分をかって差別した警官に謝罪を求める。
文化人が、むかしほど力もってないし、差別の問題も、格差も、常態化してるし、時代がちがうからかな、笑えないのは??
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