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2009.01.03

初笑@文楽、シネマ映画

「新版歌祭文」(しんぱんうたざいもん)お染/久松 文楽
「らくだ」シネマ歌舞伎 勘三郎、三津五郎

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

油屋の娘、お染にほれた、金持ちの山家屋、これが、油屋の小悪党久助にからかわれる。この場面がくすくすと笑えました。
「お染さまの返事、御文下され嬉しく拝しまいらせそうろう、、ささーお駄賃」
「ほれ、さーさ」
「まずまずお断り申し候、ここが重大じゃ、母親の許しさえ出たらオ前さんとそいたいというこっちゃ、さーさ、お駄賃」
「母様は、そなたのすいた殿御をもてとそうろう、、さーさ、お駄賃」
「私は、お前がいやにて候」
ってなぐあい。
久松はお家とりつぶされた武士の息子だったんだと初めてしりました(^^;)
久松より、お染、義理の妹おみつ、悪党たちのほうがいきいきとしてます。

それと、久松が、お染をあきらめて、おみつとの婚礼をあげようとするとき、お染が、死を覚悟しながら、久松をくどく場面は、むせかえるような官能+死、まさに三島由紀夫の世界。

『らくだ』は、落語を題材にしたもの。長屋で死んだ、「馬たろう」。馬たろうの死体を踊らせながら、大家から手に入れた酒、肴でもりあがる、ヤクザとくず屋。
小心者のくず屋が、飲むうちに気がおおきくなって、ヤクザに馬たろうをかつがせ、かんかんのうを踊らせる。この馬鹿馬鹿しさがたまりません。

文楽と笑い、歌舞伎の笑い、やっぱり狂言の笑い、どっかちがいますけど、面白い。
とお正月の初笑いでした。

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コメント

>悠さま
第二部をご覧に…。ワタクシは第一部だけでした。
人形だけが表現できるものありますよね。三島の世界では、近代能楽集、鎮西弓張月、鰯売恋曳網などなど文楽にできそうですね。
落語、文楽、能、歌舞伎、皆クロスオーバーしていますからこまめにチェックしとかんとあきません。

投稿: とみ(風知草) | 2009.01.04 00:59

□とみさん、おめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
>人形だけが表現できるものありますよね。
そうなんですよ。お染が久松を口説く場面人形ならですね。あの妖艶だけども(ありゃ、どんな男でももなびきますね)、乙女だという役柄、人形ならですね。

投稿: 悠 | 2009.01.04 13:00

はじめまして。
さっそくお邪魔しました。
私も能以外のお芝居や映画や読書が趣味なので、これからもよろしくお願いします。

投稿: みゆみゆ | 2009.01.21 21:39

□みゆみゆさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
こちらこそ、また、よろしくです。

投稿: 悠 | 2009.01.22 03:23

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