ワールド・オブ・ライズ
信頼できない上司をもったらどうするか?
主人公は、CIAのエージェント・フェリス
ヨルダン情報局の局長と情報の共有をめざすフェリス
局長からだされた条件は「私を騙すな」
フェリスの上司は、フェリス+ヨルダン情報局のくんだ、テロ組織破壊戦略を邪魔するーというより功をあせって別の戦略をとり、結果的にフェリスらの戦略をつぶす。
いちど、上司のせいで、「嘘をついた」と、フェリスは、情報局から国外追放を命じられる。
だが誤解がとける。フェリスは、ニセのテロ組織を作り、これと真のテロ組織が接触する瞬間をまち、真のテロ組織を破壊しようとする作戦を立てるが、作戦中、局長にこれを問われながら、真実をいわない(まー嘘をついたことになります)。
この作戦がすごいし、「嘘ついたらだめじゃん」とヒヤヒヤしながら、で、結末は??ってことになります。
フェリス「おれは中東に残る」
上司「中東なんかどこがいいのだ!」
「やめるだと、俺から離れるってことは、アメリカを捨てるってことだぞ」
フェリス「お前がアメリカを代表してるわけじゃない」
って会話が象徴してるように、アメリカの独善主義がみえてくる、映画でした。
上司より、ヨルダン情報局の局長の方が人間的にも、戦略的にもすぐれているし。
フェリス演じたひげ面のディカプリオが、中東の風景になじんでました(^^)。
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コメント
今年もよろしくお願いします。
観ました。昨年、観賞した数少ない(汗)映画の1本です。ただ、なんとなく「あっけにとられたまま」終了してしまったような感じでした。テロの目的がよくわからなくなってしまい、あげくにどっちがテロなんだか…と思い始めてしまったりしました。ディカプリオは、がんばっていると思います。次に期待してます。
投稿: あかん隊 | 2009.01.04 14:40
□あかん隊さん、謹賀新年、本年もよろしく。
偽テロ組織を組織して,新テロ組織をおびきだすってのも、スターリン時代、反スタ組織あぶり出し作戦にあったような。テロは、一つ成功すれば、士気があがりますもんね。
アメリカ映画で、こういうのおおいのですが、きっと、厭戦気分がおおってんでしょうね。
日本は、テロも反テロもあまり、いきおいずかないのは平和なんですよね(^^).
投稿: 悠 | 2009.01.04 21:50
悠さん、あけましておめでとうございます!
フェリスを見ていると、アメリカ人の中にも中東を愛する人がいるのかな~って思いました。
いたとしてもごく少数?
フェリスとエドの会話の部分が一番印象に残りましたね。
あとはハニの役の人のスーツ姿!
投稿: ミチ | 2009.01.05 23:13
□ミチさん、あけましておめでとうございます。
エドのように、お腹がでないように頑張ります(笑)
っても体力ないですけど。
ハニ役の方、ほんと、英国紳士風でしたよね。
投稿: 悠 | 2009.01.06 15:23