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2009.04.21

日清戦争と歌舞伎

「日清戦争」佐々木真木人 講談社現代新書 2009ー3ー20

日清戦争で、「日本国民」意識が形成されたって本なんですけど、日清戦争を題材ににした川上音二郎@壮士芝居、歌舞伎の違いを書いている。
これ以後、歌舞伎は、その時代におこったことを題材とする狂言をやらなくなった。古典劇となった。

袁世凱の横暴に困難する朝鮮の大臣

閔「では、ござろうが、なにとぞ、そこは」
袁世凱「ええイ、あいならぬわい」
(団扇をもって、顔をうつ、閔たまりかねて)
閔「何故朝鮮の大臣を打擲せられるぞ」
袁世凱「打擲したがなにとした」
閔「あまりといえば」

これが歌舞伎。

水沢「恥辱をうけるより、ぼかア清く死ぬつもりだ」
ヒラタ「何だ、水沢よ、まだ自由を達してないのにこんなところで死なれるものか」
新聞記者二人が北京にとらえられて,水沢が獄死する場面。

これが壮士芝居。

歌舞伎では、その時代の現在を演じることができなくなってるのがよくわかります。
壮士芝居って、後の新派につながるんだけど、ほんとは、新劇にも影響があるんでしょうね。(フランス劇の翻案らしいです、上の新聞記者が捕らえられるってお芝居)。

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コメント

参考『台湾の歴史の教科書に見る 公学校と小学校』 1

國中・社會(第二冊)課本 (仁林文化)

 出版者: 仁林文化出版企業股(イ+分)有限公司
 総公司: 106臺北市大安區信義路二段72號2樓
 出版日期:中華民國九十二年 元月 初版
      中華民國九十六年 元月 五版

  2 日本統治時期
   第二節 殖民經濟與教育發展

    p78
    教育制度

       日治時期的教育方針、初期是採取臺灣人、原住
     民、日本人三個系統及小學校、公學校雙軌教育、實
     行隔離政策和差別待遇。
     ~

    (訳)            (注:訳は大体です。以下同じ)
     日本統治時期の教育方針は、
     初期には台湾人と原住民、日本人の
     三個系統、及び、小学校、公学校の2種類の教育を
     採用して、隔離政策と差別待遇を実行した。
     ~

  以下 
  http://margo.blog.so-net.ne.jp/2009-06-21?comment_success=2009-11-21T20:11:47&time=1258801907
   いるかのしっぽ
    NHK『JAPANデビュー』抗議デモ渋谷6月20日
     コメント欄参照

投稿: グリーン中山 | 2009.12.15 15:53

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