アンア・カレーニナ
栗原小巻さんが出演ってんでみてきました。サユリスではなく、コマキストです、私。
知性、教養、美貌、財力のそろったお嬢様女優、外国物、時代劇しか似合わない、銀のサモワールで紅茶いれてさまになる女優さんだ(って、今回そんな場面はないんですけど)。で、今回はロシア人におなりになって、もちろんアンナ役。
美貌はおとろえず、アンナさん、おいくつか解らないのですが、よく演じられてました。でも、お声が、若やいでなくって、このせいか、全体にお芝居が暗くなってました。
恋する女性ってな部分のはなやいだ気分がなかったのは、押さえた声のせいもあるでしょうけど、社交場面のはなやかさがなかったせいでもあるんでしょうか。
アンナとウロンスキーの生活って、「愛」のにつまった状態、まー愛の狂気みたいな生活で、これなら、本谷有希子風のが、おいらにはわかりいいかな。
アンナとウロンスキーに対比されているキティとレービンの結婚生活ってのが、「あかるい農村青年」みたいなNHK調で、なんともでした。
どっちの生活も,おいらには魅力的にはみえなかったです。
コマキさん、もっとはなやいでほしいっす。
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コメント
昔、コマキさんの令嬢ジュリーを見ましたが、お綺麗でした。
ちなみに実家の父もコマキストでした
投稿: なっぺ | 2009.04.07 08:52
□なっぺさん、こんばんは。

コマキさん、いまでも、おきれいですね
ひょっとして、なっぺさんのお父さんと同じ年代ですね、わたし
投稿: 悠 | 2009.04.07 18:38