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2009.07.25

東京原子核クラブ@京都文芸会館

平和館=下宿屋の娘が問う「友田さんらは、原子爆弾を作ってはったんのではないですか?。もし、そうなら、うちは、長崎や、広島のひとに申し訳ないんです」。理化学研究所につとめる友田は、これを肯定し、「ニュースを聞いたとき、先をこされた、とうとう研究者だれもが、やりたいと思ってた核を開放する、のをやったんや、と、思ったんです」「情けないことに、その後、被害者のことを思って慄然としました」と。

戦争がちがったように見えてくる、私たちは、単に原爆の被害者であっただけではなかった。

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2009.07.22

アマルフィ

外国に材をとった邦画。おお、ついに邦画も外国進出なんですね(^^)
鈴木清順の無国籍映画は、外国で撮影できない時代、工夫してたんですね。

物語は、外国に材をとった分だけ、最後の詰めが甘い気がしますけど(;;)。

もう、天海祐希、織田裕二、大塚寧々、戸田恵梨香、佐藤浩司、佐野史郎等々の出演者、外国の俳優さん、イタリアの風景を楽しんで下さい。

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2009.07.20

ミレニアム

「このミステリーがおもしろい2009」かに紹介されてて、ミレニアム1巻上下を読みました。おもしろいけど、こりゃR−18だわ、と思ってました。
で、先週、3巻上下がでたってんで、読みました。いやぁ、これがおもしろいんです。
で、読んでない2巻上下、昨日観劇のあと買ってきて、昨日、今日と、ひまひまに読んでました。

リスベットって、天才的頭脳をもった、世にも孤独な女性にこころ魅かれます。「1Q84」の青豆さんも、孤独だ、必殺仕事人だけど、それにつうづるものがあります。

「ミレニアム」って雑誌の共同経営者が、狂言回しの探偵役ですけど(こちらが主人公かもしれないけど)。
1巻は序章、3巻は謎解き、やっぱり、1−2−3と読みすすめるべきでした。謎解きしった分だけ、2巻のどきどき感が薄れてるんですけど、まーおいらのにぶい頭には、これで、ちょうどいいかと(笑)
1巻の感想はここです。

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OSK

「キャバレー(キャバクラとちがいます)、客がよりるかない。栄光よもういちど、ダンサーを集めてショーを企画するが、はたして、ショーはできるのか」ってな、ドラマ風のチラシを見た記憶があって、行ってきました。
で、渡されたチラシ、はい、演目違いでした(;;)(こちらは、8月一心寺シアター)。

「さくら颱風 真夏の京も桜満開」@和物
「ドリームズ・カム・トルー」@洋物

高世真央さんって男役さんがクールでかっこよかったです。
宝塚とちがうところは、女優さんの年齢がたかいので、妖艶。そのせいか、男性客もおおかった。
こういうショー系の舞台の客席って、あ、ダンスやってはったよね、って方(と、私は、勝手に思ってるのですが)がおいでなんだし、客席も,宝塚ほどではないが、はなやか。

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2009.07.18

ラグタイム@劇団太陽族

作・演出 岩崎 正裕
Aチーム、Bチームに分けての公演、両方ともみてきました。アンサンブルがかわると、芝居もかわるのがわかります。そういえば、夏に河内万歳一座が、平田オリザの「S高原から」をやり、青年団が、河内万歳一座の「青木さんちの奥さん」をやります。

大学の元劇研の作家は、大卒後20年働いた後、失業し、今は、脚本書きに専念している。

彼をめぐる元劇研の女性ーー愛子/妻であり、今は家庭内別居で、失業中の彼を案じている。
知美/結婚しているが、家庭生活では、妻/母という役割を果たして自分の存在が感じられないという悩みをもつ
千恵/今も演劇を続けている、もう、やめることができなくなっている。
それぞれが作家を愛している。

両方とも知美を演じられた女優さんがうまい演技でした。
「うち、旦那のご飯つくって、子供のご飯つくっといたら、後は、旦那はビール飲んでるし、子供はゲームや。うちは、透明人間なんや。うちのいるとこて、TVの置いてる居間だけなんや」ってのが響いてます。
千恵の台詞「そら、つかれてますよ、わたしら死んでるみたいやないですか!」
こんな台詞がひびきますね。
まー現代版三姉妹、つーか、千恵はニーナ@かもめみたいですけど。「ワーニャおじさん」の台詞も引用されたます。

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2009.07.13

佐藤優講演会@2009・7・8

のっけから「刑事犯罪人の佐藤です」。そっか、最高裁の判決が出た日は前日だっけ。

1時間半ほどの講演、あっというまでした。佐藤さん、相撲取り体型になってました。

月に1200枚原稿を書いてるそうです。でも、無料で書いてるとこがある、例えば「月刊日本」とか。

神学を勉強しなおしたいって言ってました。数値とか、実学がすすめばすすむほど、闇の部分もそれに応じておおきくなる。これを救うのが神学だと。

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マクベス@びわ湖ホール

シェイクスピアの時代、劇場に天井がなく、昼間やってたんだって。照明もないから、夜の場面とか、状況説明が台詞のなかにあって、それで、シェイクスピア劇は、台詞が膨大になってんだって。アフタートークで、山崎清介さんが話されてました。勉強になります。山崎さん、どこか、イッセイ尾形さんに似てる(^^)

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2009.07.10

ゴールデン・スランバー

伊坂幸太郎、2008年、新潮社刊
いやぁ、面白い本でした、最後まで読みつづけると、わーっと感動が!泣かされます。

仙台で、首相が爆弾で殺害される。犯人とされたのは主人公。マスコミ、警察の対応。でも、主人公はやってない。この主人公が逃げ延びる三ヶ月。いろんな人、いろんなことが、最後に、つながってゆく。その間に、過去がカットバックされる。

人間っていさましく生きちゃ、だめだよ。逃げ延びるんだよ。それを支援してくれる、というか、すこし、協力してくれる回りの人々。
「人生はロックだ、という青年」
「あんたは、チョコレートを割って、多い方を人にくれる、よくできましたって人じゃない、と同棲を解消した恋人」
「うちの息子は、痴漢は死ねって書き初めして賞をもらったんだ!と息子を信じる父母」
「病院で、ゆるくいきている癒し系のおじさん=なんの役にも立ちそうじゃないんだけど」
「主人公がレイプされるところを助けたアイドル」

これがばらばらなんだけど、最後につながってゆきます。

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2009.07.04

「ディア・ドクター」

山間部の田舎のドクター、つるべ。でも資格をもたない偽医者。これが、ひとりの患者との善意のやりとりを通じて、失踪をせざるを得なくなる。で、警察の捜査がはじまる。警察の捜査はところどころ、偽医者が接する日常に挿入される。
捜査は、彼に接した人の証言とあつめてゆく。
偽医者に接していたときと、刑事に尋問されて証言する内容の相違。村人も、八千草さんも、瑛太も。
前作「ゆれる」の裁判でもそうだったけど、人間ってかなり、いいかげんで、あいまいなんですよね。
だれに話すか、によって、話す内容が変わる。

言葉が、どう語られるか。日常では、あまり気がつかないので、裁判劇もどきにしているのかな?
「ゆれる」はある意味裁判劇だし、「ディア・ドクター」は、刑事役の松重さんが、尋問役をつとめてます(^^)

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2009.07.01

それでも恋するバルセロナ

スカーレット・ヨハンソン、ペネロペ・クルス、レベッカ・ホールの3美女が、ハビエル・バルデム(「ノーカントリー」のときとちがって、髭づらで、セクシーなんだ)に絡む。
やっぱり芸術家はもてるんだ(^^)。でも、美の祭神ともいうべきペネロペ・クルスにふりまわされっぱなしなんだ。ペネロペ・クルスと別れたり、くっついたりの繰り返し。ペネロペ・クルスは自殺未遂をはかったり、人を刺しそこなったり、しまいには、拳銃をもって現れる。

レベッカ・ホールが堅実で、婚約、結婚しながらも、情熱的な一夜をすごした,バビエル・バンデムがわすれられないんだけど、結局、もとの婚約者のもとにもどってゆく。

ヨハンソンは、バビエル・バンデムとペネロペ・クルスの間で、うまくやっていたり、別れたり。

だれもが、それなりに幸福で、それなりに不幸だ。どれを選ぶか、選ばないか、ですかね(笑)

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