読書日記09−8−31
「織田信長最後の茶会」、小島毅、光文社新書、09、7、20
織田信長が本能寺で、公家をあつめて最後の茶会。そこで、話題になったのは、暦。
どの暦が話題になったのか。著者は、中国暦ではないか、と想像する。
信長=欧風ではなく、中国風であった。たとえば、岐阜という地名も、中国からとってきている。
安土城の天守に描かれているのも,神農、老子、孔子、文王と中国の人である。山に楼閣と建てるのも中国趣味である。当時の先進国中国を意識していたはずである、というのが著者の結論。
「裏返し文章講座」別宮貞徳、筑摩書房文庫、09−7−10
だいたい学者の訳すものは、日本語になってないんだ。そうなんだ、訳書を読んでもわからないのは、おいらの頭のわるさのせいじゃない。学者の日本語がこなれてないせいなんだ(笑)
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