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2009.08.01

「精神」

想田和弘監督第2作「精神」、前作は、「選挙」=政策を訴えるのでもなく、ひたすら名前をアピールし、選挙民に握手をし、頭をさげる立候補者のおかしさ、にがさがおもしろかった。

今作はは、「日本の精神病者は、病気になった他、日本に生まれたという悲劇がある」だっけ、東京帝大の教授の言葉そのままの、精神病者のドキュメンタリー。

鬱病患者の女性の「もう、この病気は、死にたい、死にたいと思うばっかりで,このつらさはなったものでないとわからないです」。この女性、短歌「よくやったと、じぶんでじぶんの、頭なで、今まで生きた、自分をほめる」(すいません、ちがってるかもしれませんが,内容はこのようでした)を披露されていた。

高校時代、26時間勉強し、発病した。精神科医のお世話になり、大学に。その大学時代発病し、20円しかなく手持ちがなく、精神科医に電話した。翌日その医師が、下宿にきてくれていた。「もう、先生の恩をわすれてはいきられないです」。
精神科医の収入は、月10万円、はたらく看護師、ケースワーカーより、賃金はやすい。こういうボランティアで、もっている。

「赤髭」は、美談だけど、美談の裏にある、悲惨さを、忘れてはならない。

生活保護をうけている患者さんを直撃する、「自立支援法」、治療費の一割負担が、どのような意味をもつか、よくわかる。

映画のラストにでてくる「亡くなられた方」とクレジットが出て、ドキュメンタリーに出演していた方の名前がでてくる。
永眠を、ひたすら祈る。

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