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2009.09.06

「天翔ける風に」vs「罪と罰」

原作「罪と罰」はラスコーリニコフが金貸しの老婆+老婆の妹をころす。ラスコーリニコフは革命組織に属している者ではない。
「天翔ける風に」は、英は、明治維新の際の倒幕派である。討幕派は、慶喜の首を狙っている。

ドストエフスキーは、若いとき、革命集団に属し、死刑判決を受けている。恩赦でシベリア流刑に減刑されている。

実は、ドストエフスキーは、帝政ロシアの転覆、皇帝暗殺を企てる革命派にシンパシーをもっていたのではないか。だから、皇帝を亡き者にして、帝政を転覆する、物語をくわだてた。「皇帝を暗殺してみんなが幸せになる、どこがいけないののか?」

「カラマーゾフの兄弟」続編を考察した亀山さんが、野田秀樹は、「罪と罰」を読み解いたと言われてたのは、これだと思う。

で、後は、英と才谷との愛、許しを、野田のきらびやかな詩的な台詞が彩っている、そんな舞台でした。

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コメント

>悠さま
昨年末、宝塚歌劇でカラマーゾフの兄弟を拝見しました。テーマが兄弟愛と崩壊する地主階級になってました。
謝センセすごかったです。野田をすっとばし、ドストエフスキーと直対決されてました。愛と革命は宝塚歌劇のもんですね。

投稿: とみ(風知草) | 2009.09.08 13:19

>とみさん、こんばんは。
カラマーゾフ@宝塚気になってたんですよ。
みられませんでしたけど(;;)
>愛と革命は宝塚歌劇
ほんと、そうですね(^^)

投稿: 悠 | 2009.09.08 22:04

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