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2009.10.31

ザ・ニュースペーパー 

元小泉首相に扮した人が言う。
「今回の選挙は、おぼっちゃまどうしの戦いでした。かんじのいいおぼっちゃまと、かんじの読めないおぼっちゃまの」
「麻生さんは、私がやろうとしてできなかったことを一つやり遂げました。自民党をぶっ壊しました!」
「民主党は、できそうもないことをマニュアルに書いて勝ちました。自民党は、おもいつきを書いて負けました」


まー綾小路公麿の毒舌を、政治にむけたってもんですかね。

ただ、森田知事/ノリピーを演じた役者さんが、演技が下手で興をそがれました。
ネタだけでなく、演技力がいりますね(^^)

あと、びわ湖ホールで、第三舞台の「トランス」のテープを試聴してきました。
松重豊さん、オカマの役なんですね。女性役の人と、「あんたは、なんでオカマなの!」「あんたはなぜ、女なの!」ってハグする場面が切なかったですね。

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2009.10.30

海辺のカフカ  ハルキ遡及

1Q84から、ハルキの本をさかのぼって読んでます。
タフな15歳の少年@田村カフカが、父を殺し、母と姉と交わるというオィディプスのような呪いを果たし、また、「生」にむかって歩き出すってな物語です(簡単に要約すれば(^^))

小学生のときに記憶を失い、字が読めないが猫と話す能力をもつナカタ老人。

図書館に勤める女性だが、男性のようにいきている大島青年。

20歳のとき、恋人を失い、それ以後のこころを閉ざしている佐伯さん。

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組曲虐殺

井上ひさしさんの新作劇 主人公は小林多喜二。
小樽高商に通いながらも、叔父のパン屋では、住み込みで働かせられる多喜二のつらさを、共有する姉@高畑淳子。姉とは、共通の生活感覚の共有。
多喜二の身請けされた娘@石原さとみとは、社会の底辺を生きる社会感覚の共有。
ハウスキーパーで後に妻になる女性@神野三鈴とは、共産主義運動のつらさの共有。

と、三人の女性から、愛されている多喜二。

拷問死がまっているんですけど、この思想弾圧、拷問死への告発。井上さんのメッセージ性がつよくでている。

とはいえ、歌あり、笑いあり、のドラマです。
サヨク活動家だった太宰治も、身請けした女性を妻にしているし、なんか、こういうことにヒロイックな気分をもつんですかね。

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2009.10.28

石川さゆりコンサート

小唄の師匠の独演会を企画してるもんで(小唄の独演会ってないんですよ)、参考に。

うーん、やっぱり、TVでみるのとはちがいますね。ファンもすごい。
さゆりさん、TVではみられないよね、ってな「ばななの叩き売り」とか、渥美清@とらさんのタンカバイとかやってくれまして、ファンへのサービスなんでしょうね。
しめるとこは、天城超えとか。

で、やっぱり、歌と歌をつなぐ、語り、やっぱりこれがうまいんですよ。ほんとに。

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東京ノート@国立国際美術館

東京ノートの舞台は、美術館のロビーなんですけど、本物の美術館の地下2F、ロビーを舞台にして演じられる。
うーん、ややこしい。
実際の舞台の美術館より、本物の美術館の方がおおきい。客席も200席くらいかな?で、観客も舞台にいるような気がする。

ヨーロッパでは、戦争が起こっている、美術品が、破壊をさけて、日本に避難している、という、近未来。

国連維持軍に参加しようとしている青年、反戦運動をやっていたことがある学芸員、フェルメールの絵の感想、美術館見学の後食事をしようとしている、兄弟+妻たち、等々様々な人が舞台にでてきます。

弟の妻は離婚しようとしながら、家族会の食事に参加している、来年はもうこんな機会はおとずれない。義姉は、独身で、東京にでてきている他の兄弟に代わって老親の面倒をみている。

妻と義妹が、「肝心なものは、目に見えない、こころでみなければ」(星の王子様)を引用しながら、「でも、こころでなんかみえないじゃない」と。

他国の戦争を、やはり、自分のことと考えない国があって、そこで、生きている人は、現在と同じ問題を抱えて生きている、そうな思いが伝わってきます。

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2009.10.17

ヴィヨンの妻〜桜桃とたんぽぽ〜

R−12なんだけども、これは、きっと、作家(浅野忠信)と秋子(広末涼子)のセックスシーンではなく、椿屋のさっちゃん(松たか子)が浴衣姿で化粧台前に座っている後ろ姿とか、作家がさっちゃんにすがりながら浴衣をまさぐっていく、なまめかしいからかと思ってしまう。
化粧台前のすがた、ふすまに遮られて半身が描かれてるんですが、ふすまの直線が、松さんの曲線を強調してます(^^)

桜桃@小説の最初の台詞「子供よりも親が大事」なんて台詞で終るのかと思ったら、「ヴィヨンの妻」@小説の最後の台詞で終ってました(^^)

原作にない、パンパンから口紅を買って、口紅を引いて、ビルに入り、ビルから出て、手で、唇を手でぬぐうなんて場面。口紅をすてるところにタンポポがありまして、作家の「タンポポの一輪の誠実さを信じたい」なんて台詞がここで、逆説的に生きてますね(^^)

破滅願望をもつ、どうしようもない男につくす、椿屋のさっちゃん@松たか子がよかったです、ツーか、松たか子の魅力でもってます、この映画。

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2009.10.04

ゆれる車の音@文学座

戦後テキ屋ショバを奪われたテキ屋の息子が、ショバを奪い返しに、九州油津の乙姫神社の祭りの前に帰ってくる。
テキ屋の息子は、妻には、尻を叩かれ、娘には、邪険に扱われている。泣きバイ専門(つとめていた工場がやけて、故郷までの電車賃が無い、退職金代わりにもらったのは万年筆、、、、)。

ショバを奪った愚連隊の親分は、いまはよろよろ、それに、そもそも、もう、祭りには、テキ屋があつまってこない、、、、。このあたり、「暴力の連鎖」を絶つってのを思ってました。、

テキ屋の女房を演じた、塩田朋子さんが、ひかってました。テキ屋は、角野卓造、娘は栗田桃子。

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2009.10.03

ココ・アヴァン・シャネル @映画

ショウに出て行く、モデルをチェックする、シャネル。終った後、全員のモデルがココに拍手する。ココは、チェックしているときと同じ表情。この表情が、何かが心に届いたって瞬間のときのように、ふと笑顔に。この笑顔がいいんですよ。

面会にくる父親を待ち続けたココ(でも、父親は面会にこない)。姉とナイト・クラブで歌うココ。ここで、貴族と知り合い、押し掛けて暮らすようになる。英国の企業人と知り合い、恋愛し、愛人として、帽子屋をはじめ、その後、世界のシャネルに。
男との虚偽を交えた、駆け引き、まーこの時代、女性が起業家として生きるための知恵みたいなもんなんだ。

ココは、服飾革命家だった、装飾のおおい帽子、デコレーションのおおい服をかえてゆく。その下地に、孤児院の、質素な機能的な服装がある。
イギリスの企業人が読んでいたいた本が「貧困の哲学」?これって、マルクスが「哲学の貧困」で批判の対象とした本だ。

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浜 矩子教授の講演

「グローバル化の向こうへ;ヒトの復権とめざして」と題した講演
リーマンショックの後の、金融の監視について、「いままでは、それぞれ動物園の檻の中に入っていた、銀行も、証券会社も、保険会社も。」「それが、森にすべて放たれた」「いま、必要なのは、サファリーパーク化をめざす」ことだ。
そうか、経済学者も、イメージで考えるのだろうか、それとも、プレゼンにイメージをつかっているだけなのか?

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