« ココ・アヴァン・シャネル @映画 | トップページ | ヴィヨンの妻〜桜桃とたんぽぽ〜 »

2009.10.04

ゆれる車の音@文学座

戦後テキ屋ショバを奪われたテキ屋の息子が、ショバを奪い返しに、九州油津の乙姫神社の祭りの前に帰ってくる。
テキ屋の息子は、妻には、尻を叩かれ、娘には、邪険に扱われている。泣きバイ専門(つとめていた工場がやけて、故郷までの電車賃が無い、退職金代わりにもらったのは万年筆、、、、)。

ショバを奪った愚連隊の親分は、いまはよろよろ、それに、そもそも、もう、祭りには、テキ屋があつまってこない、、、、。このあたり、「暴力の連鎖」を絶つってのを思ってました。、

テキ屋の女房を演じた、塩田朋子さんが、ひかってました。テキ屋は、角野卓造、娘は栗田桃子。

テキ屋には、昔愛し合った女性が、今は居酒屋をしている、テキ屋との間にできたかもしれない娘を育ててきている。

塩田さんが、居酒屋の女将と喧嘩しそうになり、女将とはなしあって、女将がテキ屋と別れて一人で生きざるをえなかった過去を話し合って、戻ってきて、歌う、「アカシアの雨に打たれて」
ここで、ほろっときました。

角野さん、しっかり者の女房には、尻をたたかれ、昔の恋人=しっとりした日本美人からは今も慕われ、女房との間の娘には、邪険にされているけど、昔の恋人との間の娘には、父親として尊敬されていています。父親にとっては、理想と現実みたいなもんなんでしょうね。

この情けない、夫、父親って、「仁義なき戦い」の金子信雄演じる親分に似ている。そうか、家父長制度のもと、おおくの父親は、こういう弱い父親、夫だったんだ(^^)。
自民党って、昔流の強い家父でしたもんね、もう、これ、はやらないよね(笑)


|

« ココ・アヴァン・シャネル @映画 | トップページ | ヴィヨンの妻〜桜桃とたんぽぽ〜 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/140581/46395329

この記事へのトラックバック一覧です: ゆれる車の音@文学座:

« ココ・アヴァン・シャネル @映画 | トップページ | ヴィヨンの妻〜桜桃とたんぽぽ〜 »