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2009.12.19

『見えざるモノの生き残り』

今年の岸田戯曲賞にノミネートされてて前川知大主催の劇団イキウメの公演

現代の座敷童子が、家庭に入り込む。家庭の一つは、夫婦二人暮らしで、子供を海でなくしている。もう一つは、一人暮らしの娘、父母は新興宗教にこり、娘名義で謝金して、宗教施設に入っている。娘は、喫茶店でウェイトレスをしている。そこへ、取り立て屋が訪れてきている。

現代の「座敷童子」が、幸せを家庭にもたらすべく、生きているという話を補助線というか、それぞれ家庭に出現させることで、物語が成立している。というか、それぞれの話を描くだけなら、物語として、観客に感銘を与えないのでは。なるほど、現代は、物語にプラスアルファの物語がついてないと、物語として実感できない時代になってるんだ、きっと。


最後に衝撃のワンシーンがあるんだけど。

平田オリザ、しずかな演劇をついでゆくのは、こういう若い人たちなんだ。

HEPP ホール行ったの初めてです。250席位かな。20代、30代女性が、3分の1から2分の1かな。

青木豪作の「空の空」も家庭劇だが、プラス元過激派=お母さんは、2歳の子供を置いて過激派になったという補助線のある芝居だった。
劇団太陽族の「ラグタイム」も家庭劇。こちらは、女房子供をすて、劇作家になると仕事をやめ、タバコ屋に住み着く男がでてくる。

オリザの後の世代は、家庭劇なんだろうか?

それと、もらったチラシをみると大阪、京都の劇団が東京公演や、九州公演をやっている。これはいいことだ。

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