エドワード・ボンドのリア
シェイクスピアの「リア」とはだいぶちがうみたい(っても、シェイクスピアの「リア」みたことがないんです(;;)「天保十二年のシェイクスピア」でしってるだけです)
ベルリンの壁が崩れる前の作品なんですけど、「壁」の崩壊を予感しているような作品でした。
リアの軍隊、長女、次女の各軍隊の戦い、勝ったものと農民軍(革命軍)との戦い。
戦いで権力を握ったものは、前の権力者とかわらないのではないか、いや、権力をもったら、同じように振る舞わなけれなならないのではないか、なら、なんのための戦いか??
各シーンを説明するメッセージが出ててるのもブレヒト劇を連想させました。
演出の白井晃さん、舞台で床を叩く音とかが音楽になってました(^^)。
リア@串田和美さんが、最初は、暴君ーヒットラーを連想させます、途中かで、キリストっていうか、老子みたいな雰囲気になってます。これは、東洋人であるおいらにはわかりやすかったです(ついでに、この寓話みたいな展開も、おお、老子!でしたけど、理解がまちがってんでしょうね(;;))
長女と、次女の悪女ぶりにびっくりでした、いやぁ、これにくらべたら男はかわいいもんですって(笑)
串田和美さんのカットソー風のシャツの上にサスペンダーって姿がすてきでして、帰りに、「じじいのおしゃれは、サスペンダー」って、デパートで、皮のサスペンダーもとめてきました(爆)
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