Drパルナサスの鏡
神のレイハク、ボロ着で、レストランの窓に娘夫婦を眺めて立ち尽くす、なんとかかんとか三世と名のつく、ちびに声をかけられる。
物語は、この神と悪魔の賭け、ショーの鏡ーーこの中にはいると、絵本の世界の中で、己の欲望が誇大に実現されてゆく、ご婦人方は、うっとりってな表情で鏡からでてくる(中はどんなか、お楽しみ)。
結構笑える場面、砂漠をリア王のようにあるいてきた博士が、右か左かを示す標識のまえで、「もう選びたくない」と標識をたおすとことか。そこで、砂漠にひざまずく博士、そのまま、ロンドンでおもらいをしている場面につながるとことか処理がうまいな〜とか。
そういえば、娘をおもってサバクを歩く博士、リア王みたいだ(^^)。
この16歳なんだけど、いや、色っぽいんですよ。
「物語ることで、世界の秩序が維持できている」ってな台詞があるんですけど、物語が、みんなの物語でなくなったとき、神はレイハクするんですねって、個々人も物語をもってつはずなんですけど、その物語がみえない、そんな世の中なんですよね、と。とりとめのない感想ですけど、おすすめの映画です。
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コメント
ご覧になられたんですね。
砂漠を歩いている博士はリア王~・・なるほど~。
もう選びたくない、という言葉は結構ドキっとしました。
女の子、可愛いですよね~(色っぽいも含め)
投稿: nazuna | 2010.01.29 23:55
□nazunaさん、おはよう。
女の子、日本で言えば、秋川リサににてました(^^)
投稿: 悠 | 2010.01.30 09:03