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2010.01.31

おとうと@映画

兄が小林稔侍、姉が吉永小百合、おとうとは、笑福亭釣瓶。
アル中のように酒をのんでは、失敗をやらかす、ダメなおとうと。母親代わりの姉。

まー甘やかす姉も悪いんではないかい!って気がしますが。この姉と弟の関係、インテリと大衆のような関係ではないかな〜と。姉が、弟と縁をきるとき、弟がすごむ、姉の娘からも縁切り宣言されて、「こら、お前のなづけ親になんちゅうことをいうねん!」と、人のいい弟が、ヤクザのような言い回しに(こんなのに、インテリは弱いです、あんたら,弱いもんの気持ちがわかるんか!とか)。

姉の台詞「夫がね、あなたたち兄妹は、弟を養分にしていきてきたんではない?かれは、だれからも誉められてないとおもうよ。だから、娘に、どんなへんな名前でもいいからつけてもらおう。そう思うんだよ」
でも、こんな、弟もちたくないです(;;)

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2010.01.30

斉藤憐さん、プレトーク@グレイクリスマス

憲法成立をめぐる、戦後5年の物語。
斎藤さんが、この作を書かれてから、ベアテ・シロタ・ゴードンの本『1945年のクリスマス 日本国憲法に「男女平等」を書いた女性の自伝 』が出て、書き直したいと思われたそうな。

アメリカよりも、人権尊重をしようとしたアメリカ人なんですね。両性の平等原則を憲法草案にかいたのは当時22歳の彼女です。

「僕ほどいろんな演出家と仕事をした作家はいない」
「舞台で驚かしてくれるのは、串田和美かな」
「日本人って、昔も今もかわらない、戦争について恨みがましいことしか言わない」「よその国については加害者なのに被害者だとしか言わない」
「いまでも、公園で裸になったからと、ワイドショーで、みんながさわぐ」
「昔も今もかわらないじゃない」
と、過激な発言はつづく。
駅から会場まで一人で歩いてこられ、お迎え、お送りを断って一人でかえられた。かっこいい。斎藤さん作、上海バンスキングみるの楽しみです。

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ゴールデン・スランバー

伊坂幸太郎原作、小説は読んでますけど、はらはらどきどき。
「死ぬな、捕まるな、逃げ延びろ!!」「人の善意を信じること!」これですね。
「いきのびろ」って今の時代にぴったりですね。

警察に追われて逃げる主人公を、かっての仲間がささえてくれる、父母が信じてくれる、「人生はロックだぜ!」という配送仲間が、大学時代のバイト先の親方、、、、、、が助けてくる。

いい小説だし、いい映画でした。

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2010.01.29

Drパルナサスの鏡

神のレイハク、ボロ着で、レストランの窓に娘夫婦を眺めて立ち尽くす、なんとかかんとか三世と名のつく、ちびに声をかけられる。

物語は、この神と悪魔の賭け、ショーの鏡ーーこの中にはいると、絵本の世界の中で、己の欲望が誇大に実現されてゆく、ご婦人方は、うっとりってな表情で鏡からでてくる(中はどんなか、お楽しみ)。

結構笑える場面、砂漠をリア王のようにあるいてきた博士が、右か左かを示す標識のまえで、「もう選びたくない」と標識をたおすとことか。そこで、砂漠にひざまずく博士、そのまま、ロンドンでおもらいをしている場面につながるとことか処理がうまいな〜とか。
そういえば、娘をおもってサバクを歩く博士、リア王みたいだ(^^)。

この16歳なんだけど、いや、色っぽいんですよ。
「物語ることで、世界の秩序が維持できている」ってな台詞があるんですけど、物語が、みんなの物語でなくなったとき、神はレイハクするんですねって、個々人も物語をもってつはずなんですけど、その物語がみえない、そんな世の中なんですよね、と。とりとめのない感想ですけど、おすすめの映画です。

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2010.01.26

戦後思想は日本をよみそこねてきた〜近現代思想史再考

鈴木貞美、平凡社新書、2009,12,15
久しぶりに知的に興奮してます、っても、おいらと同年齢でなきゃ、解んないでしょうね。ちなみに、著者は、1947年生です。
著者自身が影響をうけている、丸山昌男、吉本隆明、加藤周一らが俎上にあがってます。

丸山は、日本は、進んだ近代西洋ーー遅れた日本、土着思想(天皇制)これが、戦前の世界だと、述べてました。なるほど、西欧に追いつかなければ、って、図式でした。
しかし、カースト制度を維持しながら、高度資本主義を実現したインド、でこでも日本のようなことがおこってる、これを西欧化すれば、いい、なんて、それで、いいんですかい??ってな問いかけがこの本にある。

神が死んだ!!ってなニイチェを、一神教の神が存在しない日本人がわかるってのが無理なんじゃない、とか、うーん、そうなのか、と。
再読してます、三読、四読しそうですね、この本(^^)

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2010.01.23

ANJIN 〜イングリッシュサムライ

脚本が、英国人、演出家が英国人、ANJIN役は英国人、はい、舶来に弱いミーハーです、こんなのに弱いのです、で、観に行って行ってきました。
市村正親が家康役、藤原竜也が、按針の通訳をかねるカソリック司祭、石田三成、毛利元就他を新劇の俳優が演じてました。英語が飛び交う舞台でしたが、字幕があるので、それは気にならなかったのですが、字幕がないと、理解できないでしょうね、私の英語力(;;)。でも、英国人の台詞の方が、市村さんより声量があり耳に心地よかった。

家康が、平和を実現する人物として描かれてました。遭難で、日本でとどまることになったアンジン、日本名三浦按針はイギリスと日本の間で、引き裂かれてる。名門家の生まれながら、司祭となったドミニコは、日本人、サムライと、信仰の間で引き裂かれている。
当時の国際情勢〜スペイン、イギリス、オランダ、、、、彼らが日本にやってくる動機、と、情勢。
2月にみる予定の真田風雲録の予習になりました(^^)

関ヶ原の戦い、大阪夏の陣、大阪冬の陣の戦闘場面をふくみ、30場面!!
でも転換は、あざやかで、これを3時間でこなす。

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2010.01.17

ミュージカル「蜘蛛女のキス」

アンゼルチンの監獄、政治犯政治犯ヴァレンティン(浦井健治)と、映画を愛するゲイのモリーナ(石井一孝)が同じ部屋に監禁される。

監獄所長とモーリスの間には、ヴァレンティンの仲間の名を聞いたら、釈放してやるという密約が有る。モーリスの母は、死にかかっている。
ヴァレンティンとモーレスは嫌いあっている。
二人の間は?果たして、モーリスは情報を入手できるのか?

果革命家と最底辺で差別されているゲイ。でも、革命って最底辺のひとのためだよね。革命家は、最底辺の人に届く言葉をもっているのか?ゲイで差別されてる人は、革命家に届く言葉をもっているのか?

ってなサスペンスドラマ。

文学座、初ミュージカル出演の今井朋彦。金志賢(ブラッドブラザー出演、私が観劇したときは、TUKASAさんでしたけど)。
ストレートプライ(出演は二人)でみたら、きっと、緊迫した舞台がみられたと思う。ダンスも、アルゼンチンでしょ?ラテンでしょ?もっとはじけてよって感じで したけど。初日でしたので、出演者が互いに互いを紹介するってなイベントもありました。

ゲイ役の石井さん、うまかったです。

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2010.01.15

串田和美、虫明亜呂無、志水辰夫、、、、、

斉藤憐、、、、おじさんたち元気だ、みなわなきゃ(笑)、斎藤さんは、今度、講演会があるから聞きに行こう。
人生の楽しみ方の度合いがちがうわな〜。

むかし、千葉に住んで、御徒町まで通っていたとき、釧路出身の同僚と連れ立ってあるいてると、むこうから、派手なお姉さんらが,歩いてきたのに出くわした。同僚が「彼女たち、おれら、つまんない人生、生きてるよな〜って思ってみてるよな」と。
ほんとだ、つまんない人生だった(^^)

虫明亜呂無「シャガールの馬」、志水辰夫「情事」読了。
ほんと,おじさんは、老成、熟年なんて言葉からとおい、みなわなきゃ(爆)

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2010.01.14

仮面の女と愛の輪廻@虫明亜呂無

清流出版、2009、11、27
植草じーさんもそうですが、虫明さんの学識の深さ、あそびこころにしびれてます。
虫明さんの本を読んでると,西洋の学問を一杯勉強しました、きみらにわかるかどうか、でも、一応、成果をして発表しておいておこう、ってな本がホントどうでもよくなる(じゃ、読まなきゃいいんですけど)。

全編、これ、西洋の物書きの書いたものの解説って本おおいんですもん。

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オンリー・イエスタディ@志水辰夫

新潮文庫
男は、もとすけこまし、女は、わけあり、ヤクザ、政治組織から追われる身。
男が、深夜、雨の日、運転中、目の前に裸同様で飛び出してきた女。

男の過去、女のわけありが、じょじょに明らかにされてゆく。

どうしても、譲れないものを守るために、男がとる行動が泣けます。
三年間、ひっそりと身を隠しながらいきる女。

この二人の恋愛がいいです。

つぎは、なにを読もうか(笑)

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2010.01.13

待機晩成@笹野高志

ぴあ、2008、6、22
副題に〜日本一の脇役が語る人生の美学〜とある。
「上海バンスキング」のバクマツ役をされていた。10年で自由劇場をやめフリーに。コクーン歌舞伎、映画・釣りバカ日誌、男はつらいよ等に出演。
自由劇場での、演出家串田和美さんに鍛えられたこと、渥美清さん、中村勘三郎さんとのつきあい等。

自由劇場での吉田日出子、柄本明、ベンガル、綾田俊樹、佐藤B作との記述が面白かった。

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2010.01.11

カティンの森

1940年、ポーランドで起こった、ソ連の捕虜となった約15,000人のポーランド人将校が虐殺された「カティンの森」事件。

ポーランドを占領したドイツは、ソ連邦のしわざだと発表する。
その後、第二次世界大戦の勝ち組ソ連は、ドイツ・ナチの仕業だと発表し、ポーランドを解放したソ連は、ソ連のしわざだと言う人を反乱罪で処罰する。

なんちゅう国だソ連は!!こんな国に翻弄される人々の人生がつらい。
(ソ連って、西洋からすれば、西洋の仲間だと考えられてないのが、よくわかりますね。中国も、こんなイメージでみられてるんでしょうね。日本は??)
日本はソ連に占領されなかったことを喜んでいいんですよね(笑)。矢作俊彦の「アジャパン」(?)って小説では、朝鮮のように、東京より北はソ連、南は、アメリカに占領されて(標準語は大阪弁)ってな喜劇が描かれてますけど(^^)

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2010.01.09

悠的日乗2010-1-09

昨夜は、友人をさそってカラオケ。みゆきさんの新アルバムの「暦売りの歌」「十二天」が気に入って、いつも頭のなかでなっている。これを歌いたいためだけなんですけど。

今日は、パーティ、川端文科大臣に出会う。科学芸術分野への助成金を増やしてほしい、などと、現実的に(^^)
で、旧知の方と雑談し、お酒はのまず、ノンアルコールビールで。

帰り道、びわ湖ホールへより、ヴァイオリンコンサート@黒川侑(くろかわ ゆう) を聞く。っても、寄ったら、チゴイネルワイゼンが演目にあったので、聞いただけですけど(笑)代金1000円でしたし。あと、サロンにある、串田和美さんの「舞台の裏」を読む。
うーん、仕事をやめたら、びわ湖ホール近辺にすみたいな。黒川さん、二十歳。うーん、後生おそるべし。

パルコの紀伊国屋によって、虫明亜呂無さんの本を買ってかえる。
そろそろエンジンがかかってきましたかな(笑)

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2010.01.07

上海バンスキング@映画 DVD

あけましておめでとうございます。風邪を引いて寝正月だったもんで、今ごろ、ようやく書き込みです。本年もよろし

今年は「上海バンスキング」@舞台があるので、映画のDVDをみて、おさらいをしてます(笑)

風間杜夫(シロウ)、平田満(広田)、松坂慶子(まどか)、志保美悦子(リリー)、宇崎竜童(バクマツ)。
映画の方は、戦争の場面がでてきて、監督は、日中戦争を描きたかったのではないか、と思うほど。

脳天気なジャズメンのあかるさと、時代、戦争の影が彼らに与える影響。
このあかるさがいいですね〜。
戦後で言うと60年代末の気分ですね(^^)

松坂慶子さん、宝ジェンヌさんみたいに、足あげてダンス踊られてます。

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