グレイ・クリスマス
斉藤憐作、三田和代、石田圭祐ら出演
日本がアメリカとの戦争に負けた、あの戦争の後。接収された伯爵家邸宅は、ジャズが流れる将校クラブとなった。
理想的な憲法を作ろうとする占領軍の人と邸宅につどう人々をとおして「憲法」を問う。伯爵夫人と、日系アメリカ人将校とのプラトニックな悲恋もえがかれる。
三田さん、熱演でした。声がおきれいでした。平幹二郎さんと、デズデモーナ演じられたり、「雨の夏、30人のジュリエット、、、」では、ジュリエットを演じられてましたが、さすが、30代のお役はきついかな。
これって、新劇が「外国の脚本」と演じる演じかたと一緒だ。あー新劇って、もともと、外国のお芝居を日本に定着させるのに熱心だったし。伯爵夫人と、将校の恋がプラトニックだったように、私たちの憲法に対する態度もプラトニックじゃなかったろうか。
さきごろ、公有地を神社(村の鎮守さんにちかい)に貸しているのが、憲法違反だという判断が最高裁ででている。え、え、え、まだ、そんなことやってるの?って感じなんだけど。憲法は憲法でのおはなし。じっさい、村の神社に便益を与えて、村の人が喜んでくれてるんだから、それはそれで、いんじゃない?!かたいこというなよ、って感覚なんだろうな。私たち。
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