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2010.02.15

明治維新— 1858−1881

坂野潤治/大野健一 /講談社現代新書 2010.1
政治史家、経済学者のコラボーレーション、お二人の知的興奮が伝わってきます。
二人が解いたのは、明治維新は、アジアの開発独裁ーー強力な指導者が、民主勢力を犠牲にし、経済開発を進めて行くーーのとは、ちがったかたちで、成功したのか?明治維新が、他の開発独裁国、台湾、韓国、タイ、ミャンマーとは異なっていたのは、どの点か。

一緒に謎解きをしているようで、こちらも興奮しました。
二人が見つけ出したのは、「柔の構造」 指導者たちが、国の共通目標、「富国」「強兵」「公議」「世論」を理解し、それぞれが、協力してきたこと。組み合わせ、たとえば、富国=大久保、強兵=西郷、公議=憲法=木戸、世論=民権=板垣が、協力し、それぞれの組み合わせで、国の政策を推し進めた。

まー自民党、リベラルから保守派、新自由主義者から社会保障派、いろんな組み合わせで、そのときどきの政策を行ってきたのに似てますね(^^)

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