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2010.03.28

かたりの椅子@びわ湖ホール

二兎社、観てきました。後半は、新国立の劇場監督を辞めさせられた鵜山さんの理事会、関係者のコメントとかが、 そのまま台詞になってました(^^)。
官僚と芸術家との関係、芸術支援に金がでるシステムと官僚、芸術家、それよりも、普通の人が、自分の本心にあわない仕事をさせられるとき、どう生きるべきか、考えさせられます。

悩むプロデューサー@竹下景子が、エリート主義的でピュアーすぎます。

中江丑吉(中江兆民の息子)の「庶民は、戦争でやっちゃいけないことを大切にして、たとえば、捕虜を殺せと言われたら拒否する、その他のささいなことは、協力してればいい、ささいなことまで、非服従をつらぬけば、つぶされる」って言葉の方が生き方としては、いいですね(^^)

でも、官僚のすごいところは、道路つくるにしても、20年とか長い年月、持続して考えてるつよさがすごい。消費税値上げとか、つぶれたけれど、ずっと、持続して、値上げをもちだす時期をまってるってもそうですけど。

で、官僚の弱さ、自分が責任とらされる、ってのもうまく描かれてました。

笑ってましたけど、「やがてかなしき」ってな笑いでした。

あ、致命的かもしれぬ戯曲の欠陥が。委員会の委員長は、いくら多数決できまっても、委員長になる人の同意がないと、委員長になりません(;;)。

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2010.03.22

THE 39 STEPS

石丸幹二、今村ねずみ、浅野和之、高岡早紀の4人で、映画「39夜」@ヒッチコックを演じる。
石丸さんはは一役しかし無いんで、他の3人で138役を演じる。

39夜のパロディなんですけど、39夜みてません(DVD500円で買ってきました(^^))

机4ツ並べて車、白い布を二人でならべて川、138役を演じる3人がみものです。

演劇ってこんなことができるんだ、いやぁ演劇だからこそできるんです。面白かったです。

ナインのエンディングに、例えば、ペネロペ・クルスが黒レオタードでの練習風景がでると、それを観たいってのと似てますかね。

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2010.03.19

NINE

シカゴの監督、ミュージカル、ニコール・キッドマン出演、はい、みた決めてはこれでした。
シカゴの方が好みでしたけど(^^)
フェディリコ・フェリーニのような監督、脚本がまだできていないにもかかわらず、記者会見、撮影舞台、主演女優はきまっていく。
悩む監督に、妻(パブリック・エネミーのマリオン・コティヤール)、愛人(ペネロペ・クルス)、理想の女性(これニコールが演じてます)、亡くなっている母(ソフィア・ローレン)がからむ。こんなに、女性にからまれてたら、仕事、脚本なんてできませんって(笑)。脚本なんぞほってしまって、監督がはじけてくれるのを期待したんですけど(それじゃ、まったくの喜劇ですね(^^))

やっぱりイタリア、男性も、女性もセクシーですね、ホームズでも感じましたけど、こんなの見せ付けられると、日本人って、全体が草食系ですね(^^)

歌とダンス場面がいいですよ(^^)

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2010.03.15

象@新国立

稲垣吾郎が出演しているせいか、チケットとれないみたいですね。早めにチケット入手してよかった(^^)
別役実作、出演は、奥菜恵、大杉蓮、神野みすず他。演出は深津篤史。初演は1962年。

原爆で背中にケロイドが残った叔父。叔父は、いま、病室にいるが、自分の背中のケロイドに拍手をしてほしく、街へ出かけようとしている。被爆者の甥は、世間から忘れられてひっそり生きたいと願っている。

叔父は、世間の喝采をうけようとする。世間は、拍手するしかできない。
他方、ひっそりと生きようとしてるのに、世間は、これをかまわずにはいられない。

叔父が死に、終わりまぎわに甥が、観客にむかって「拍手しないんですか!」って問いかけが世間をうがつ。


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2010.03.14

上海バンスキング

いった!みた!きいた!
♪ウェルカム しゃ・ん・は・い〜〜♪ はい、歌がまだ、頭をめぐってます(^^)
吉田日出子さん、笹野さん、串田さん、小日向さん、真那古さん、、、、、。
60すぎたおじさんが、20代の役をやってます、ジャズの演奏をしてます。♪あなたならば〜♪

客席にスポットがあたると笹野さんが、幕にむかってトランペットを、と、舞台むかって左手より串田さんがクラリネットを。で、ぞろぞろとジャズメンが現れて舞台でセッション。みんなが、「ひさしぶり」「どうしてた?」ってな挨拶をしてるようにみえたんですけど、語らいながら。
戦前の上海のジャズメンのお話。まどか@令嬢が、シロウ@クラリネット奏者と、フランスへの新婚旅行の途中によった上海。シロウは、ここで、ジャズをやるつもりだ。
で、二人が訪れたバクマツ@トランペット奏者の家。バクマツが、上海をしきるラリーの愛人とできて、怒ったラリー&手下が訪れてくる。ってな物語のはじめから。

戦争がおわり(満州事変、上海事変ってのは、事変ってのは、戦争通告のない戦争のことです。アメリカとの戦争がおわり)、アヘン中毒になったシロウと、これを看病するまどか。シロウの夢にでてくるジャズのセッションまで。

俳優さんたちが、本当に楽しそうに演じてられるんですよ。演奏されるんですよ。
今週の週刊文春に小林伸彦氏が、26年前にみて(その当時も、その後の舞台もチケットがとれず)、こんどの舞台をみられて、待ち望んでいた舞台がみられたと書かれてました。

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2010.03.12

シャーロック・ホームズ

いやぁ、コスチュームプレイ、日本で言えば時代劇、おまけに活劇。
っても、やっぱり肉食系ですね、ホームズ、ボクサーでもあるし。衣装もかっこういいし。

男がセクシーなんですよ。ってことは女性もセクシー。

ホームズが、ほれているアイリーンを演じたレイチェル・マクアダムスも格好いいんですよ。こういう悪女系に弱いな、ついつい、振り回されて生きてみたいと思う(爆)。

もちろん、世界征服を企む敵を相手の、双方の頭脳戦もすごいです。

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2010.03.07

Nのために@湊かなえ

東京創元社、2010.1.29
名前の中にNをもつ6人。そのうち、野口夫婦が殺害される。妻は夫に、夫は妻の愛人西崎に。
で、愛人には懲役10年の判決。
そのとき、取られた4人の調書。同じアパートに住む、自称小説家西崎、学生杉下希美、理科系の学生安達望、大学生成瀬。西崎、希美、安達望は、同じアパートの住人、希美を成瀬は、瀬戸内海の島出身で高校の同級生。

10年後、それぞれの告白。それぞれがちがう誰かのことを想いながら、そのことは伝わらない。すれちがい。悲劇をおこすことになる、想い。「誰かを愛するために」って、この想いが、なんとも、切ないんですよ。

「告白」は、図書館に予約登録をしてるんだけど、まだ、順番がまわってこない。

で、最近出た新刊を朝のジム帰りに購入。うん、これが手放せないんだ、ずっと、最後まで読了。この間、友人が出演している素人劇団の舞台をみたり、喫茶店でコーヒ飲んだりしながら読了。

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