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2010.04.29

花弘会@国立文楽劇場

お友達から誘われて行ってきました。踊りの会。
「二人猩々」「鶴亀」「菊慈童」「八島」と能を素材したものがあるので、どんなになるか観てきました。
猩々は、松羽目舞台で、歌舞伎のよう。鶴亀、菊慈童は、歌舞伎のバックコーラス付き、八島は地唄舞。
私は、銀の屏風を背景にした八島がよかったかな(^^)。

「走るために生まれた」読み始めて、一気読み。人類は、走る能力をもったおかげで、動物をしとめ、肉食ができた。ゆっくり走る能力=持久的能力があった。動物ははやく走るけれども長く走れない。
で、ランニングシューズができてから、走る人の故障が増えた。柔らかい草の上を、裸足で走ることによって故障がなおる。シューズに頼ると、足が発達しない。裸足で走ると、足がきたえられて、故障が少なくなる。


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2010.04.24

4・24(土)の一日

びわ湖ホール@野村万作・萬斎狂言会の公演「謀生の種」「八句連歌」「花折」を観る。謀生の種は、大蔵流にはない曲なので、大蔵流でやればどうなるかな、と想像。甥と叔父の富士山を紙袋でくるんだとか、びわ湖でお茶をたてて飲んだとかのほら話合戦。叔父が、ほら話の種を飲めばこんなのは軽い、お前にやろうと、甥に庭をほらす。これが嘘。万之助さんが叔父。
八句連歌は、金を借りている貧者が、貸し主にお詫びに行くが、貸し主はまた借りにきたかと居留守をつかう。帰るきわ貧者が桜をみて、「花盛りごめんあれかし松の風」(?)ー桜を散らしてあやまる嵐ーごめんと、あやまりたいの意。
これを聞いて貸し主が、連歌をはじめる。今は貧者だけれども、教養も有り、昔は裕福だった、「唐様で書く三代目」の「やつし」を万作さん好演。「花折」は、萬斎さんの酔いながらの謡と舞がみどころ。

『ウディ・アレンの夢と犯罪』ドッグレース、ポーカーとかで、金を儲けていた弟は、負けて巨大な負債をおう。兄は、美人俳優にぞっこんで、金持ちを装っている。二人とも金が入り用、成功した叔父に無心をすると、交換に持ちかけられたのが「殺人」。これをやり遂げた二人にまっている結末(うーん、こうなるのね(^^;))

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八句連歌の解説

花盛り御免あれかし松の風
     松の風が、桜をちらしてごめん。 
     (ごめんなさいね、金かえせずに)

   桜になせや雨の浮雲
     浮き雲を、桜にかえてね。なすは、済む=弁済の意
     (はやくかえしてね)

幾たびも霞に侘びん月の暮
     いつもわびしいですね。月がくれる霞をみるのは????
     (貸す身=貸し主には、わびるしかない)

恋責めかくる入相の鐘
     あいびきを終えてはやくかえりな、と鐘がなる
     (かえしてとせめるよ)

鶏もせめて別れは延べて鳴け
     恋人のじゃましないように、はやくなかないでね、にわとり
     (いやいや返済は延ばしてくだされ)

人目もらすな恋の関守
     恋の関守は、のがしませんよ
     (いやいや、そうはいかない)

名の立つに使な付けそ忍び妻
     噂になってんだから、使いをよこすさず、忍んでね。
     (そこをなんとか、忍んでくだされ)

あまり慕えば文をこそやれ
     じゃ、あわずに、手紙をだすわ。
    (しょうがない、借用書をかえすわ)

八句連歌の連歌が書かれているのをみつけました(聞いただけではおぼえられませんでした)
で、歌の解説と、これが貸し主と借り主のやりとりとしたら、()内の会話になるんだろうなと(^^)

芭蕉の「五月雨を集めてはやし最上川」も連歌の発句で、もともとは、「五月雨を集めて涼し最上川」真意は「おあつまりのみなさん、すずしいですね」って挨拶句ですもんね(^^)

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2010.04.19

走る意味〜命を救うランニング

2010、2、10 金哲彦、講談社文庫
副題は、著者が、2006年ガンの宣告、治療を受け、2007、6月フルマラソンを完走する感動的なプロローグによる。
叔父さんが高史明、その息子岡真史くんは一歳ちがい。12歳で自死した真史くん。もし、生きていれば,と、思う。

著者が、現役のときは、トップアスリートしか興味がなかったのに、市民ランナーのがんばる姿に、プロとして援助ができないかを考えた、というのに共鳴する。

もう一つは、エリートランナーを育てた,リクルートをやめ、市民ランナーを育てようとしたとき、妻の手伝いを得ながら企画書を書いて雑誌社にもっていったところ。プロとコーチのコミュニュケーションを手伝うところ、コミュニュケーション能力がいるのだ、いまは、黙っておれについてこいの時代ではないんだ。

最近の困ったことーーマラソンで、内蔵が鍛えられたのか、小々のアルコールで酔いがまわらなくなった(^^)
ついつい、深酒を。うーん、酒をやめればいいのですけど。それと、もともと貧乏人なので、お店は酒でもうけてるんだから、お酒を頼んであげなければ、というサービス精神、これもよくない(反省)

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2010.04.18

今日の1日@4/17

びわ湖ホールのサポーターに応募していたら、研修にきて下さいという連絡があったので、行ってきました。
「サポーターは広報をして下さい、ホールからは、舞台に関する研修の機会を提供します」ということだった。
サポーターを舞台の観客として教育し、ついでに、サポーターの知り合いに、ホールのことを知らせて下さいということかな。

で、さっそく、広報ですが、
私もチケットをすでに購入してますが、以下を。

4月24日、野村萬斎&万作の狂言
関西は、大蔵流茂山家の公演がおおいので、万作家の家の狂言公演は、関西では、最近は、びわ湖ホールだけでしか見られません??神戸文化ホールで、演じられてることもあるかな??

5月2日の、ジャズピアニスト小曽根真さんのショパン演奏、これおすすめです。
世界の小曽根真さん@ジャズピアニスト、モーツアルト「ジュノム」のピアノ独奏です。

それから、大津パルコによって、「アリス・ワンダーランド」を観て、その後、友人と食事して帰還です。
ジョニデプがよかったですよ(^^)
映画3Dもあったのですね。アバターも観てないので、未だ3D体験してません(;;)。

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2010.04.16

1Q84 book3

本日発売、今朝9時には届いてました。で、仕事の合間合間、食事の合間合間に読み続け、近所のスーパーの4階に座れるスペースがあるので、帰りそこでも読み続け、読了。
book1、book2が、動の世界ならば、book3は、静の世界。

NHKの集金人をしていた天吾の父の集金、book1、2で、天吾に近づく牛河の執拗な調査、が重要な役割を果たしてます。前作は、青豆、天吾と交互にその動向を追ってましたが、コンカイは、青豆、牛河、天吾と交互に動向が描かれてます。

青豆をバックアップする婦人の秘書タマルがかたる言葉が、たとえば、ユングが自分つくった別荘の石に刻む「冷たくても、冷たくなくとも、神はいる」とか、いろいろ味わい深い言葉であふれてます。

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2010.04.15

シャッターアイランド

デカプリオ主演、原作はミステリック・リバーの作者。監督は「タクシードライバー」の監督。
精神病者が集められた島、そこから一人の女性患者が逃亡した。それを探しに保安官がやってくる。この保安官、第2次世界大戦のダッハウ収容所を解放しに行き、ナチス職員を銃で撃ち殺した過去をもつ。
収容所の死体が、「なぜ、早く、助けにきてくれなかったの?」という場面がフラッシュバックのように脳に現れる。

ミステリー調でも、ホラー調でもある。ネタバレなしです。暴力の連鎖をいかに解くか、それもテーマ。映画の舞台は、1954年。精神病者の治療方法をめぐるディスカッションもみもの。

ランニング30分。

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2010.04.13

告白@湊かなえ

双葉文庫、2010、4、11刊
愛娘が殺された教師、第一章で犯人がすでに分っている、教師の復習の方法も分っている、教師の独白、犯人と名指された中学生の独白等々。犯行は、つぎなる犯行を生んでいく。
この作者の「Nのために」を先に読んでいるけれども、この本のほうがおもしろいかな。

母に対する思い、母の子に対する思い、それぞれの思いのすれちがい、このすれちがいが悲しい。
ラストもおどろかされる。巻末に中島哲也映画監督のインタビューがあるのだれど、「それぞれの独白のなかに、嘘が混じってる、なぜか」とあって、さすが、映画監督の読みはちがうな、と。

「50歳の恋愛白書」@映画も、母の生き方が娘に影響し、さらに、娘が母になって娘に影響を与えるってな、連鎖がテーマになってました。(こちらは、不倫関係を結んでいる男性の妻から、男性、自分が招待された席で、妻がピストルで自殺をはかる衝撃的場面と、それで受けたショックと、その感情からの解放も描かれてました)。

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2010.04.08

変身@舞台

演出 バーコフ 主演森山未来。
ドイツの表表現主義って、こんなのだよな、って舞台でした。主役のグレゴール@森山ミリの虫の表現、舞台の登場人物@グレゴールの家族がシルエットで浮かび上がったり。物はでてこないのすが、家族で食事する場面とか、下宿人に給仕する場面、部屋の荷物を運び出す場面と、すべて無対象行動(おお、スタニスラフスキー!!ではなく、様式されてました、表現主義って,歌舞伎の様式主義に学んでるんですよね(^^)))

家族のためによかれと、生活してきた主人公が虫になる、家族のリアクション、とくに,母@久世星佳の演技がよかった、というか、久世の演じる母の存在が大きかったです。

家族のために、とか、なんとかのためにとか一生懸命、自分の楽しみも忘れて働いてきて、働けなくなったときの家族、まわりのリアクションがすごく、よくわかります。100年前の作品とはおもえない、シュールな舞台なんですけど。

何回か、カフカの「変身」(翻訳本2冊もってます)読むのに挑戦してますが、途中でまでしか読めてません。

舞台をみて、あー、そうか、こういう家族の物語だったんだと、わかりました。(<<おそすぎる!!)
こういう、舞台、日本の演出家さんには、つくれないな〜。

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