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2010.04.13

告白@湊かなえ

双葉文庫、2010、4、11刊
愛娘が殺された教師、第一章で犯人がすでに分っている、教師の復習の方法も分っている、教師の独白、犯人と名指された中学生の独白等々。犯行は、つぎなる犯行を生んでいく。
この作者の「Nのために」を先に読んでいるけれども、この本のほうがおもしろいかな。

母に対する思い、母の子に対する思い、それぞれの思いのすれちがい、このすれちがいが悲しい。
ラストもおどろかされる。巻末に中島哲也映画監督のインタビューがあるのだれど、「それぞれの独白のなかに、嘘が混じってる、なぜか」とあって、さすが、映画監督の読みはちがうな、と。

「50歳の恋愛白書」@映画も、母の生き方が娘に影響し、さらに、娘が母になって娘に影響を与えるってな、連鎖がテーマになってました。(こちらは、不倫関係を結んでいる男性の妻から、男性、自分が招待された席で、妻がピストルで自殺をはかる衝撃的場面と、それで受けたショックと、その感情からの解放も描かれてました)。

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