« 歌謡曲と鈴木忠志 | トップページ | いがみの権太 »

2011.09.18

奇ッ怪其ノ弐@西宮芸術劇場

作・演出 前田知大 出演 中村トオル他
死んだ霊が,死んだことをしらずにさまよっている.生きている人の間にまじって.まさに,前川ワールドで,これが,
「現代能楽集」と名うたれているように,複式夢幻能になってます.
途中,笑いをうけもつのは,狂言ですね(^^)
すべてが失われている中で,未来の村おこしの希望をかたる,ひなびた村の神社の集会.....これが「あれ」で失われた.3.11に付合しています.失われたもの,,,帰らないものに,涙でした.何回も,何回ものカーテンコールでも,役者さん笑われませんでした.

 民藝「カミサマの恋」作畑澤聖悟でも,生者と死者の交流が,恐山のイタコのように語りだす言葉で,表されてました.これは,演劇雑誌に載っているのを読んだだけなのですが,これも泣かされました.
失われた過去はもどらない.「歴史は,記憶だ」(?)って,人の歴史は記憶だっ,そして,記憶とは,死者との語らいだって.私は,今夜はセンチメンタルです(^^)

|

« 歌謡曲と鈴木忠志 | トップページ | いがみの権太 »

コメント

昔のことですが・・・会社で時々・・・エレベータが誰も呼んでいない階に上っていくのを見て、その階で亡くなった方が、それとわからず毎日出勤してお仕事をしてるんじゃないかと思ってました。
でも、いつか呼ばれなくなったので、きっと定年を迎えられたのねと思いました。

今は、呼んでもいないのにさっさと1階に戻るシステムのエレベーターで、ちょっとロマンがないです。

投稿: お絵描きぺんぎん | 2011.09.20 17:10

>お絵描きぺんぎんさん、こんばんは。
>それとわからず毎日出勤してお仕事をしてる
たしかに怖いですね。でも、わたしも、やりそうです(^^)

投稿: 悠 | 2011.09.20 18:43

悠さま
タイトルがネタバレしてますね。初めから複式夢幻能として見ていますから、シックスセンスのような号泣できませんでした。ムサシは隠しておられましたね。
死者も生者も共存しているという能楽てき主題は大好きですひとつひとつのエピソードに涙しました。

投稿: とみ(風知草) | 2011.09.21 12:51

□とみ(風知草) さん,こんばんは.
>死者も生者も共存している
ほんとですね.レアな,レアな時に,死んでいるひとが今を観ている,って気がするときがあり,生きている人が死者を思うんですよね.

投稿: 悠 | 2011.09.21 23:03

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/140581/52759283

この記事へのトラックバック一覧です: 奇ッ怪其ノ弐@西宮芸術劇場:

« 歌謡曲と鈴木忠志 | トップページ | いがみの権太 »