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2011.11.14

往転@シアタートラム

夜行バスに乗り合わせた乗客6名+運転手。大雨のなか、急カーブを曲がりきれずにバスは転落する。
この運転手、乗客が、バスにのる前の日常、事故後の状況などが、とぎれとぎれ舞台で展開する。

高田聖子演じる女性は、母親の骨をすり鉢ですっている、そこへ、現れたIT会社の社員で愛人。誕生日に会社を首になった、どこかくたびれた男。骨を兄弟に配ってあるくの男がつきあうことになる。

IT長者で、脱税が発覚し、夜行バスで逃避している男。彼を息子の友人と誤解し、眠そうな男にひっきりなしにしゃべりかけるおばさん。

婚約者を田舎につれて帰ると連絡した、訳ありのカップル。

死から、人生をながめると、日常はうつくしい。これって、日本人の得意わざだよね。なんて思っていながらなかされていまってました(;;)

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ソウル市民1929 ソウル市民1939@吉祥寺シアター

1929では、ラジオから歌が流れる。アリランが流れて、朝鮮人女中が踊るとこなんか、眼がしめっぽくなりました。
朝鮮で、文房具店を営む店の長女の婚約者アメリカ帰りの投資家が、ウォール街の株の大暴落にあう、その一日でもあるんですけど。

この芝居、よかったな。日常が描かれてるんだけど、日本人の根拠のない、朝鮮人への侮蔑、アメリカの影とかは別に、時代が、すけて見えてくる。

ちょうどこの前、京都市立美術館で、印象派の絵のなかに、樹木の影を描くことで、樹木、陽のひかりをあらわすみたいだ。

青年団のベテラン志賀廣太郎さんが会場整理をしていたり、劇が終わって外にでたら、舞台出演されてた女優さんが、普段着で、お友達とおしゃべりされてる。うーん、この劇団の雰囲気すきだ!!

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天守物語@新国立劇場

篠井英介、平岡祐太、、、篠井さんは紅姉妹以来、平岡さんは、このまえ「淋しいのはおまえだけじゃない」で、旅一座の座長の息子、女役で踊るってなのを観てます。

泉鏡花の「天守物語」前半は狂言仕立てです。後半は悲劇。うん?狂言(喜劇)+能(悲劇)を一つの作品でってことかな。最後の小林勝彦さんの「爪楊枝削り職人」(?)の泰然とした振る舞いにもにんまりと笑ったけど。

篠井さんがいなきゃ、このお芝居なりたたないよねってな、芝居でした。スペクタクルってな、舞台でした(^^)

でもさ、図書之助が、切腹をめいじられたり、侍に追われるのって、富姫が、鷹をかさらったり、兜をあげたりするからじゃない?自業自得。っても、鷹かっさらわないと、二人の出会いがないし。

美人はわがままだ<そんな話じゃないだろ!!

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夕陽と私と、どっちがきれい?

びわ湖のほとりをめぐる道路、湖周道路、長浜付近を走っているときだ、比良山に落ちる夕陽がきれいだった。「きれいだね!」と俺がつぶやくと、助手席の女が、「夕陽と私とどっちがきれい?」と婉然と笑った。
癌病棟で明日死ぬかもしれぬジジィでも、生き返るかもしれない、そんな笑顔だった。
おれは、「夕陽もお前もさ」と三枚舌で返事を返した。

ってな文書を書き続けてしまいそう。おいら運転免許をもってません(^^)
きっと、東直己「探偵はひとりぼっち」「半端者」「旧友派は春に帰る」と、札幌を駆け回る、大学哲学科中退のデブの便利屋が主役の小説を読んだせいだ。芝居を見に行くときに、読みたい本に出会ってしまうみたいだ。

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