藤原伊織 読書週間
藤田 宜永「喝采」てっきり、「テロリストのパラソル」の作者は、藤田さんだと思って、読んだが、面白かったんだけど、どこかちがう。
「テロリストのパラソル」の作者は、藤原伊織さんだった。「シリウスの星」「手のひらの闇」「ひまわりの祝祭」「テロリストのパラソル」と順次読んだ。藤原さんは、すでに故人となっておられた。合掌。
シリウスは、3人の少年・少女時代と、それぞれが、わかれわかれになってから、大人になっての再会。切ないものがあります。
「手のひら」は、上司の自死の謎をめぐる物語。「ひまわり」はゴッホのひまわりの8枚目の絵が日本のどこかに隠されている話と、妻の自死の謎がからんだ物語。
シリウスも、手のひら、ひまわりも、藤原さんが勤務していた電通、広告業界のうちわ話も入っており,おもしろかった。
でも、やっぱり、テロリストのパラソルがよかった。自分の一番良質なものをもつ、友の喪失。ハードボイルドはこれでなくちゃ(^^)
「喝采」ででてくる、ホットドッグしかださないショットバー、テロリストのパラソルのオマージュだと、気がつきました(^^)
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コメント
テロリストのパラソルといえばホットドック!
投稿: sono | 2014.08.23 12:33
キャベツ入りですよね、
投稿: sono | 2014.08.23 12:40
□sonoさん,おはようございます。
そう,キャベツ入りホットドッグ。昔読んでるのに忘れてました(;;)
投稿: 悠 | 2014.08.24 08:48