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2014.10.12

炎 アンサンディ@シアタートラム

舞台の三方を客席が囲む。ときどき,向こう側の客席に光があたって,客の顔が見えると,ふっと,あ,観てるのではなく参加しているのだと錯覚する,同じく三方から舞台を囲む,能楽堂では,そんなことはないけれど(もう,客席は常時見える訳で,みえないことにしているのだろう,歌舞伎の黒子さんも同じ)。


麻実れいさん,10代から,実年代(??)までを演じ分けられていました。

内戦により,互いが互いを殺害する,そんな時代を生きた,少女。祖母から,一族から抜け出し,読み書きができるようになり,祖母の墓に,名前を刻んでくれという遺言とおりになる。

物語は,麻実れいさんと親子の交流がなかった,姉(大学院で教えている),弟(プロボクサーをめざしている)に残された遺言,姉には,実の父を探し出し,手紙を渡すこと,弟には,兄を探し出し,手紙をわたすことという内容。

遺言執行人の公証人も加わって,父,兄をさがす。そのうち明らかになる母の往き方。自分たちの出生。

「憎しみは,相手を殺戮することで解決しない」「相手を恐怖を与えて,相手が改心するか」「考え抜くことでしかかいけつしない」

日本人,私にとって,内乱(殺戮)ってのは,想像しにくい。

いまの,中東でおきている紛争は,十字軍の遠征みたいに100年を超える戦争になるんじゃないだろうか。ちょうど,日清戦争から敗戦まで,日中戦争は,50年戦争だったように。

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