ブレス・オブ・ライフ~女の肖像@新国立劇場小ホール
イギリスの海岸沿いにあるハウス。
その家の住人であるマデリン(若村麻由美)の元に、フランシス(久世星佳)が訪れる。
専業主婦だったフランシスは,夫と別れたあと小説家となっている。マデリンは,博物館に勤務した後,退職して論文をかいている。
元夫にして元恋人は,若い女性とシアトルで生活をしている。二人芝居です。
キング牧師の演説をきく,,ベトナム反戦活動をしていたマデリンと恋人。
フランシスと結婚生活を送っていた元夫。
それぞれの女性が,描く,,男から聞かされていた相手のこと,自分と男のことが語られて行く。自己を語ることに抑制的なマデリン,対照的なフランシス。
え,えツ,役の中の人物は,おいらとそうかわらない年代だ。
「どっちかというとマデリンの方が魅力的なんだけど〜」「若い女性とシアトルで〜」<こらこらうらやましがっている場合ではないぞ!!
サスペンスみたいでした。まー謎解きですもんね。二人のがっちり組んだ対話劇。若い愛人を用意してあるのは,どちらも,去られた女性ってことで,了解し合える余地残してるのかな??
| 固定リンク
コメント
もう一回観たらはっきりするかもですけど、結局男の我儘に翻弄されちゃった二人がこれから強く生きるってこと。。。かな?
二人ともいい人なのに そんなに依存しなくても生きていけそうなのに、よほどイイ男だったのか??
放っておけないタイプってヤツだね(^^;)
投稿: p | 2014.10.19 00:05
□pさん、おはよう。
<男の我儘に翻弄されちゃった二人>そうですよね。戸田恵子さんの一人芝居 『なにわバタフライN.V』の台詞「子犬の目でみるな!」ちゅうタイプともちがうしね。
投稿: 悠 | 2014.10.20 11:42