5/4 読書
「蜜蜂と遠雷」 恩田陸 直木賞受賞作
ピアノコンクールをめぐる。音楽って楽しいんだ。天才少女と謳われていた少女が、突然、コンサートを放棄して出奔。天才ピアニストから、お墨付きをもらった少年(父と共に蜜蜂を追っている)やはり、少女と子供の頃知り合いだったことが明かされる青年ピアニスト。ピアニストをめざしながらも、音楽店に務める中年。それぞれが織りなす物語。それと審査員たち。ピアニストの生活、コンクールって、こんなのだってわかるのも面白かった。
「師団長殺し」村上春樹 友人の父、ヒットラーの支配していたドイツに留学していた画家のアトリエに住むことになった主人公。妻がさり、一人暮らし。ふと、見つけた友人の父の絵。この絵の中から現れた師団長、「そうではあらない」ってな言葉を話す。ダンディな免色さん(自分の娘かもしれない少女がいる)などなどが出てくる。
KFCのサンダースおじさんが出てくる小説があったけど、それに似ているかな(^^)
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