演じる力 関わる力 ワークショップ
青年団の俳優、かつ介護士をされている菅原直樹さんの講演+ワークショップ
子供の頃、認知にかかったおばーちゃんの食べ残したおかずを食べてしまった。
おばーちゃん、「あれは、タンスの人に食べてもらうんやったんや」という答えが返ってきた。
このとき、「タンスの中に人はいないよ」「確かめよう」というのがいいのか。
または、「そうやね、タンスの中にいる人に食べてもらわんといかんよね」「冷蔵庫になんかないか、見に行こうか」と反応するのがいいのか。
最初の反応をしないと、おばーちゃんの認知の度合いが進んでいく、と、考えたりする。
でも、おばーちゃんにとっては、後者の反応の方が、自分が肯定される気がする。
それなら、後者の反応もありではないか。
ってなところから、演劇の持つ力が語られた。
私が思うに、「記憶の引き出しにしまってある人」〜「記憶のタンスにしまってある人」〜「タンスにしまってある人」〜「タンスの人」というふうに脳内変換が起こっているとしたら、それは、つじつまは、あうのでは、ないか。
会場には、介護に関わってられる方が多かったが、劇団に所属しているんですって方も、二、三人、参加されてました。
会場は、名古屋の大須観音付近のビル。昼休み、観音通に出たら、仮装の日でもあり、仮装した人がたくさん。
1組写真を撮らさしていただいた。
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