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2019.06.04

映画「長いお別れ」「パラレルワールド・ラブ」

「長いお別れ」校長を務めた父がぼけ始める。徐々に病が進行してゆく。父山﨑努、母松原智恵子、姉竹内結子、妹蒼井優。

認知にずれが生じたときから、もう、家族のものが分からない状態にいたるまでの何年かが描かれる。父(山﨑努)は、親友中村(だっけ?)のお葬式で、昔の同窓と出会い、「中村は、どうしてる?」って問い、「えっ、中村はしんだのか!!」と叫び、同窓がビックリするまでになっている。
映画のはじめ幼稚園で、回転木馬に乗りたいのに乗れない(大人がついていないと乗せてくれない)少女2人が、遊園地にやってきた認知症が進行した父(山﨑努)に「おじさんは、こまってる子供がいたら力になってくれますか??」と問う。なぜ、こんなシュチュエーションになったか、少女の問いかけのあとどうなったかは、映画の最期の方であかされる。認知症になっても、人の行動は、その人なりに理由のある行動だと分かる。

 

「パラレルワールド・ラブ」互いにすれ違う電車の中で、一瞬目が合う相手に恋をしていた男女。彼女は、彼の大の親友から婚約者として紹介される。彼と親友は、人間の記憶に係わる研究をしている。記憶が書き換えられるーーこれは、大人になってずっと、あのときは、つらかったなって思ってた記憶が、あるとき、あのときは、楽しかったんだって記憶がよみがえることがあるので、改変できるんだと、思う。小学校のころの写真で、目を背けてうつってる写真があって、これは、写ってる仲間がいやなのかなと思っていて、ある日、「あのときは、太陽の光がきつくって」って言われて、あれ、仲間がいやな分けでは無かったんだと、記憶が書き換えられた経験がある。最期に彼と彼女が、すれ違う瞬間、互いが認識できないのだ、と思うと切ないし、彼と彼女は、引かれ会うのだと思うとハッピーエンドなんだ。

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