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2019.10.07

「眠りながら走れ」「日輪の翼」

「眠りながら走れ」京都E9

以前、見たことがあるのだけど。今回は、よくわかった。こちらが、平田オリザさんの劇に慣れたせいか。大杉栄がフランスから帰国して、関東大震災のときに、虐殺される前までを描く。舞台は、大杉栄宅の居間。登場するのは大杉栄と、伊藤野枝の夫婦のみ。フランスの監獄で「頭を坊主頭にしてくれっても、やってくれないんだ」「あそこに犬が椅子の上に座ってるんだ」「雷鳥さんとあってね。心中するとき、痛くなかったですか」「逆に日陰茶屋の時は痛くなかったですか、と聞かれたから、蚊に刺された時より痛かったと答えた」などの夫婦の会話が交わされていく。この二人が革命家であること、虐殺されることを知っていると、かけがえのない日常(っても、実際の会話ではなく、創作)が愛おしく思える。

「日輪の翼」神戸卸売中央市場

 トレーラー船上 この劇、2年前かな、京都であって、チケット買ってたんだけど、平日で、その日、仕事が伸びて、行けなかった。それ以来、作者のやなぎみわさんのツイッターをフォローしてったんだけど。書き込みがなかった。で、京都E9で、チラシを発見。翌日だって書いてある。京都E9で、芝居が始まる前に、電話したら、5時から当日券が出るという。前売りは売り切れとのこと。当日券取ったことがないので、4時ころ行って、一番前で並んで、5時までまった。長い行列になったけど、全員購入できたみたい。原作・中上健次

熊野の老婆(おば)たちが、立ち退きを迫られ、若者の運転するトレーラーに乗って、日本中の聖地を旅する。若者は、性にしか興味を持たない。ポールダンス、タップダンス、等。港にトレーラー船を浮かべ、そこを客席+舞台。夕陽が落ちるころから、芝居が始まる。おばたちは、長崎のからゆきさ、伊勢から、機織りに出された少女たちの物語を語理ながら奔放に旅をする。
(松本雄吉(維新派)が琵琶湖に舞台を作り陸から見るのと逆。維新派は、奈良でも見た。)。おばたちは、各地で、箒を持って掃除をし、ご詠歌などを謳う。芸能の発生を見るよう。

 

 

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