« 2020年12月 | トップページ | 2021年3月 »

2021.02.21

波の上のキネマ@ピッコロ劇団

 廃業かどうか思案中の尼崎の映画館主、映画館は、創始者の祖父が戦後始めた。シネコンにおされて、映画館の経営も大変であるらしい。不動産屋は、パチンコ屋に売らないかと執拗にせまってくる。映画館店主を沖縄からの客がおとずれる。新聞に映画館の廃業の記事がでる。その記事をみて台湾から男性が、祖父の写真を返しに訪ねてくる。 ピッコロ劇団ほか×岩崎正裕(劇団太陽族) 原作=増山 実、集英社刊)


 そこから、祖父の軌跡をたどることになる。戦前、祖父は、人入れ家に騙されて、西表島で石炭を採掘を行うことになる。そこは、囚人のような過酷な労働を強いられる。訪れた客の祖父に思い人の絵(ふじたつぐじの署名がある)を託して、本土に逃げ帰る。その西表島では、映画館があった(これは史実)。帰国した祖父は、尼崎で映画館をはじめる。劇の中では、チャップリン@街の灯、@七人の侍、@椿姫などのワンシーンを俳優たちが演じる。これもよかった。


 その祖父の足取りをたどった主人公は映画館をつづけることを決意する。


 私のみた舞台では、始まってすぐ、幕がおり、何事って思ってたら、脚本、演出の岩崎さんが、舞台前で、「え、この舞台は、出演者が、役を複数します。で、その度に当然衣装を着替えるのですが、着替えを忘れたでてきた役者があるので、もう一度はじめからやり直します」とのことでした。


 こんな、ハプニングは、「天保一二年のシェイクピア」@井上ひさしでも経験した。冒頭、唐沢さんとだれかの掛け合いで始まる。二人の会話がながいな??って見ていると、客席後方から蜷川さんが、舞台にあらわれ、「すいません、はじめからやりなおします」ってなことを経験したことがある。たぶん、早く切り上げる会話がながくなったのだろうか。アドリブでやってたんだろうか??でした。


 これで二度目だから、もう一回くらい経験するかもしれない(^^)

| | コメント (0)

2021.02.15

山下洋輔@琵琶湖ホール 「熊楠の家」

「山下洋輔+ビッグバンド」私は、「ジュゲム、ジュゲム、、、ゴコウのスリキレ」って落語「寿限無」を音に落としたっていう作品が、馬鹿馬鹿しくてよかった。あと、新世界@ドボルザークってのも。ドラム担当の高橋信之介さんより、若い人が座組みにはいってるのに、高橋さんに貫禄がでてた(^^)

「熊楠の家」@民藝 評伝劇。明治の神社合祀に反対する熊楠、豊かな自然が破壊されてゆくの反対し、牢獄にほうりこまれる。粘菌学者でもある。20名以上(?)の出演者。

| | コメント (0)

2021.02.07

ザ空気3@二兎社@永井愛

TV局の政治討論番組の司会のアナウンサー(神野三鈴)は、今日の仕事を最後にアーカイブ室に移動することになっている。男性コメンター(佐藤B作)は、元は上司であったが、いまは、いわゆるスシローのような政府に癒着している。アナウンサーの自殺した上司は、コメンテーターを創建していたこともある。コメンテーターは、日本学術会議ならぬ日本アカディミアの会員の推薦者から特定の人を外したことに関与している。自殺した上司の話題から、コメンテーターは、「その理由をしるした」証拠を、アナウンサーにあづける。さーどうなるってとこで、どんでんかえしがおこり、結局放送はされない。

アフタートークで、永井さんは、貴社の編集権をさだめる国と、努力義務のようにさだめる、違いをあげ、制度が必要だと、話されていた。

2時間(休憩なし)は、あっと、いううまでした。明日は「熊楠の家」の観劇予定。

 

 

| | コメント (0)

2021.02.06

芝居がみたい

って思ってたら、地元演劇観賞会で「おとうふコーヒー」、「眠れない夜なんてない」@伊丹アイホール(青年団)☆「ザ空気」@ 琵琶湖ホール(永井愛)「熊楠の家」@(呉竹文化センター)とチケット入手。今日はアイホール、明日は琵琶湖ホール、明後日は京都呉竹文化センター。

☆「お豆腐コーヒー」脚本詩森ろば
介護施設にいる女性。お豆腐を食べながらコーヒを飲む老女、そっかコーヒとケーキでなく、コーヒーと豆腐。介護施設の職員、女性の孫で性転換をしている。こういう施設にお世話ならぼけてもいいか、と思える。

☆「眠れない夜なんてない」@青年団

マレーシアの日本人用保養施設で暮らす日本人。娘と二人で暮らす男性(兄は先の戦争で亡くなっており、東京で営んでいた自転車家は、道路用地に買収され、そのお金で保養施設で暮らすようになった。彼の兄は、先の戦争で招集され、亡くなっている。

離婚前に、保養施設をためしにおとづれている夫婦。蝶々の種集を趣味とする退職老人(男性)とその妻。日本にいたときは、引きこもりだった青年。日本のビデオの複製を売ったりして生活している。日本で引きこもりのときは、自殺する夢をみてたという。この施設に暮らす女性の同級生が、老後どこで暮らすか体験入所にくる。二人は親しげであるが、女性は、おとづれた女性にいじめられていた。と元引きこもり青年につげる「ひここもりができるっていいね」「わたしもひきこもりたかった」と告げる。

自転車屋の老人の兄は、工兵で、マレーの銀輪部隊(自転車で、イギリス軍を追いかける)の自転車の修理をしていて、戦死。それぞれの過去を持ち越している。

 

| | コメント (0)

« 2020年12月 | トップページ | 2021年3月 »