2017.05.27

「わたしのルネッサンス」

「渡辺浩子遺稿集」と題名にある。自宅の本を整理していたら、固表紙をカッターで剥がし、さらに、本を、分冊にしてて、第1分冊が見つからない(;;)。

きっと、買った当時、ほっておいて、その後、分冊にして読もうと思って、第1分冊で挫折したものらしい。

読み始めたら、一気に読んだ。ロシア経由で、ヨーロッパへの演劇旅行、当時、見られた、ロシア演劇、フランス、ドイツ、等、民藝の演出作品、かさぶた式部考、ゴドーを待ちながらの演出。面白くて、一気に読んだ。

著作の中にヨーロッパ滞在中の友人、大橋也寸さんの話も出てくる。
ネットで検索したら、「せめてしゅういち出版部」ってとこで、大橋さんの本を出しているとあったので、電話してみる。
出版した本は、売り切れということだったが、今日、出版された本があるというので、購入申し込みをした。
大橋さんの「詩を生む身体」持ってたはずだ(竹内敏晴さんが、ルコックのワークショップを受けられたときのことを書かれているので、それで買ったはず)(大橋さんは、ルコックの学校で学ばれている)。探したがないので、図書館で、借り出して読み始める。

なんか不思議なつながりで、読書が広がってゆく。増えた本の整理が進まない(;;)

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2017.05.04

「ジュリエットのいない夜」 鴻上尚史

「ロミオとロザライン」
小劇団の20周年記念公園に若手の有名男優に客演してもらって興業しようとする、主催者の演出家。若手の恋人にジュリエット役に起用。この恋人と男優とのことを嫉妬しながら、劇団員の妻をロザラインに起用している。
え、え、こうなんだよな、劇団維持するのも、人間関係も大変だよな。

「オセローとジュリエット」
「ロメオとジュリエット」若手有名男優の出演作の演出家に起用された主人公、若い恋人は、ジュリエット役をオーディションで獲得。男優と仲良くなっていく、恋人への嫉妬。男優の演出家への注文に翻弄されたり、年上の演出助手の意地悪な企みにも翻弄されたり。
本の帯に「言っておきますが、これはほぼ、フィクションです」ってありますが、本当かな。

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5/4 読書

「蜜蜂と遠雷」 恩田陸 直木賞受賞作
ピアノコンクールをめぐる。音楽って楽しいんだ。天才少女と謳われていた少女が、突然、コンサートを放棄して出奔。天才ピアニストから、お墨付きをもらった少年(父と共に蜜蜂を追っている)やはり、少女と子供の頃知り合いだったことが明かされる青年ピアニスト。ピアニストをめざしながらも、音楽店に務める中年。それぞれが織りなす物語。それと審査員たち。ピアニストの生活、コンクールって、こんなのだってわかるのも面白かった。

「師団長殺し」村上春樹 友人の父、ヒットラーの支配していたドイツに留学していた画家のアトリエに住むことになった主人公。妻がさり、一人暮らし。ふと、見つけた友人の父の絵。この絵の中から現れた師団長、「そうではあらない」ってな言葉を話す。ダンディな免色さん(自分の娘かもしれない少女がいる)などなどが出てくる。
KFCのサンダースおじさんが出てくる小説があったけど、それに似ているかな(^^)


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2015.11.24

11月の読書

ピエール・ルメートルの、「悲しみのイレーヌ」「天国でまた会おう」
「死のドレスを花婿に」「その女アレックス」は、以前読んだ。「悲しみのイレーヌ」は処女作、「天国でまた会おう」は、最新作。
「天国でまた会おう」は、戦場での悪人と、悪人の犠牲になった殺されかかった兵士と、かれを助けようとした兵士のまー一種の復讐譚かな。兵士は、喜の弱いのと、彼を助けようとしたブルジュアの天災肌のコンビ。天才肌の方は、下あごを爆弾で吹き飛ばされている。

天才肌の青年が、考える詐欺の規模のでかさ、彼の姉と結婚した悪党の成り上がりぶりと、没落ぶり。面白かったです。

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2015.06.18

海街dairy@漫画

映画みたんで、買いましたー読みました、6巻一気読み。
吉田秋生さんって、私、ずっと、男性だとおもってた。なぜだろう?
映画、漫画、どちらも面白かったです。漫画を忠実にすると、サイドストーリ、いっぱいできそう(^^)

サッカ少年が、足をなくしてしまった話、ヒマラヤで撮られたツルの話、大阪弁の少年の話、とかとか、切ない話がいっぱい。

それと、気がついたのは、漫画だと、内面の声(サブテキスト)が、簡単にできるんだ。お芝居だと、愛してるっていいながら、内面では「ばかやろう、このおかちめんこ」って内面でおもってる表現、漫画だと囲みの中かなんかにいれればできる!!
恋人にクリスマスプレゼントを送る相談をしたら友人が「そら、おんなのこの好むもんは、ひらひらの服やろ、光るジャアラジャラしたもんやろ?」「ありがとう(あーこいつに相談したのは間違いやった!」って、よーくわかる(^^)

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2014.12.19

しばし、「原 尞」読書週間

「さらば長き眠り」「そして夜は甦る」と読了。探偵沢崎シリーズです。
読み終わるのが、さみしいような本で、一気よみしないように1日100pまでときめて、一週間ほど。

ハードボイルドは、「かれらはいつも肝腎なことを見落とす。真実を伝えるというが、所詮は、その程度のことだった。」「俳優のオーディションなら、この程度の顔だと、狙撃犯にはつかえない」とか、の物事を形容する言葉がいい。

そろそろ次回作がでてもいいころなんですけどね。

そういえば、柳広司も、そろそろ次回作がでてもいいようなんですけど、こちらは、「ジョーカー・ゲーム」が映画になって、来年1月末公開なんで、それを楽しみにしてます。

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2014.10.20

沈黙を破る者@メヒッティルト・ボルマン

河出書房新社刊
1997年11月の現在と、1937年から1950年の過去が交差する。
父が死んだ、父の引き出しに若いの女性の写真があった。この写真の女性を探し出そうとするところから物語が動きだす。

高校生の男性三人、女性3人 何か困ったことがあったらお互いに助け合おうとちかった6人に、ナチスの影が、多いかぶさってくる。男性二人は,戦場に行き死亡、一人は、ナチスに。一人の女性の父は、反ナチ。かれらに襲いかかる運命。父の写真に写っている女性は?父はなぜ、写真をもっているか?

最後にあかされる、息子の父の真実。うーん、とうなってしまう。一気に読みとおしてしまいました。

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2014.08.21

藤原伊織 読書週間

藤田 宜永「喝采」てっきり、「テロリストのパラソル」の作者は、藤田さんだと思って、読んだが、面白かったんだけど、どこかちがう。
「テロリストのパラソル」の作者は、藤原伊織さんだった。「シリウスの星」「手のひらの闇」「ひまわりの祝祭」「テロリストのパラソル」と順次読んだ。藤原さんは、すでに故人となっておられた。合掌。
シリウスは、3人の少年・少女時代と、それぞれが、わかれわかれになってから、大人になっての再会。切ないものがあります。

「手のひら」は、上司の自死の謎をめぐる物語。「ひまわり」はゴッホのひまわりの8枚目の絵が日本のどこかに隠されている話と、妻の自死の謎がからんだ物語。
シリウスも、手のひら、ひまわりも、藤原さんが勤務していた電通、広告業界のうちわ話も入っており,おもしろかった。

でも、やっぱり、テロリストのパラソルがよかった。自分の一番良質なものをもつ、友の喪失。ハードボイルドはこれでなくちゃ(^^)
「喝采」ででてくる、ホットドッグしかださないショットバー、テロリストのパラソルのオマージュだと、気がつきました(^^)

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2014.02.13

独立器官〜女のいない男たち

月刊文芸春秋に連載されている村上春樹の短編小説。

今回の主人公は、美容整形外科医、独身主義、プレイボーイである。最後の一人つきあった女性(亭主、子供持ち)に焦がれ、死んで行く物語。食欲もなく、自然と。

能「松虫」昔二人の親しい友が通りかかったが、その一人が虫の音にひかれて草むらに入ったまま出てこず、
探しにいくと、どうしたわけか草原の上に虚しくなっていた。ってなのに近いかな、この物語。

題名に関連するのは、女性は、嘘をつくための特別な独立器官のようなものがそなわっている。だから全身全霊で嘘をつき、それにより、良心はいたまない。

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2014.02.09

バーボン・ストリート・ブルース@高田渡

この間,本を,段ボール箱で,??箱ほど処分して,その売値が1册?円とか.うーん,残った本,ハードカバー外し,中身にナイフを入れて3分冊にして,読んですてるぞ!と,読み始めてます.
ってモ,バーボン・ストリート・ブルースは,文庫本だ,持ち歩いて読むのに不便なカバーはずしただけ.
高田渡の歌は,「自衛隊にはいろう!」ってのしか知らないんだけど.
あのころの時代が甦ってきます.ってモ,ーん,もう40年もたってますけど.
そのころから40年前というと昭和初期だ,もう今の人は,どちらの時代も,関心もってないだろうな.

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